おたずねくださり、
ありがたいことよのぉー (人目のかた)
2013.9.8 愚痴
障害の感覚というのは、本人でないとわからない。あたり前のこと。
その不快な感じをグチグチ言う。言ってもしかたないと、よくわかってはいても。
これは自分をコントロールできていないということ(自制心不足)だ。言ってみりゃー、グチグチのあいだは完全に障害に負けてしまっているわけである。それに支配されている。
まぁ、ものは言いようで、愚痴りたくなるほどつらいのか…と同情的なみかたもできないことではない。
が、コトは自分でよくわかっている。私の障害は(重さを比べてもしかたないことだが)“軽の軽”にちがいない(と、思っている)。
妻はやさしく、だいたいどんなことでも受けいれてくれる。ときには私が「子どもじゃあるまいに…」と思うようなことにまで気を配ってくれる。思えば、ほんとうにありがたいことなのだ。
それなのに、ヘナヘナ「きょうは朝からいつもよりフラフラする。目がまわる。気分わるい…」。かというと「そんなことイイ!」「わかっとる!」と急にえらそうな口をきく。彼女は、変幻自在(けっきょくコロコロ変わる)な私についていけず、ストレスがたまりにたまってカチン。
泣くか無言無視。いや両方。
身体は、これ以上よくなることはない。維持が精いっぱい。
しかし、編み棒みたいな形をした金(キン)の棒《御真杖‐ゴシンジョウ‐という》で身体をさする民間療法はずっと続けている(宝くじに当たる気持ちで)。
しかししかし、心は成長させられる。
つまらんプライドは捨て去ろう。つまらない「ケンカ」はすまい(と、またまた誓った)。
散歩中、花を探していたら、これがいた。
つついて怒らせば腰を浮かし、
「アチョ~!」