カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2014.1.26 『たとえ…』)

 

  ♭ おたずねくださり、ありがとうございます 

  

 (ブログパーツUL5人目の方)

  

 

たとえ世界が終わろうとも 私は オレンジの木を 植えよう』

20~30年前、そのころ住んでいた借家のトイレに貼っていた。

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 たまたま新聞に載っていたイスラエルの古くからの言葉(この言葉の「オレンジ」が「梨」だったり言い回しが変わったり、いろいろな言い方がある)。これを知り、当時の私は顔面にフックかアッパーを浴びた思いがした。

 それからも折々、この言葉をフッと思う。

 

 思春期。私も悩んだ。「人間」とか「生き方」について、人並みに考え、そのため古今東西の名言・金言の載った本を何冊も読んだ。

 読んでは「なるほどザ・ワールド」。でも2~3日たてば忘れた。

  が、これは違った。

 たしかに、人生の現実は『私がオレンジを植えようが植えまいが 世界は続く』。

 そうだが、私はオレンジの木を植える。

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 それしかできないが、それができる。

 どうやら生きるというのはそういうことらしい。そのことがやっと、私にもわかりかけてきた(気がする)。

『親孝行 したいときに親はなし』。『生きること わかりかけたら命なし』

 

                              ちりとてちん

 

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  ギョッ!

   なんの花と思われますか?

   

   やっぱり、そう思われるでしょ、ツツジかサツキの仲間。

   こんな寒さの中で、これだけが花をつけていた。

 

      

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