カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2014.2.13 バレンタインデー)

 

  ♭ おたずねくださり、ありがとうございます 

  

 (ブログパーツUL5人目の方)

 

 

 あしたはバレンタインデー。

 

 この日はひそかに(ひそかでなくともいいが)想っている男に女がチョコレートを贈ることになっている。私が若いころにはこんなバカな日はまだなかった。なくてよかったとつくづく思う。つまらない一日をおくらなくてよかった。

 チョコレート業界はいつまでもそんな「残酷なコト」をするわけにはいかず、秘策をこらした。「義理チョコ」の発明(?)である(私ももらったことがある)。この新手、同時に業界も繁栄するシロモノ。まさに「一石三鳥」。

「義理チョコ」というのは、もらったときには義理だかどうだかハッキリとはわからない。それが魅力である(くじ引きみたいに、ドキドキ…)。「本命」とも思えるし、結果、「義理」であっても楽しい。

(しかし、「義理」もあたらない若者の心を想うと、トホホ。私は自分のことのように「バレンタインデー」なる日を許している世の中が情けなくなる。だれが始めたのか知らないが、これはおかしい!たかが「チョコレート」とバカにしてはならない。食い物のナントカはナントカというではないか)

 バレンタインはさらに進化というかエスカレートし、チョコ嫌いのモテ男のためには酒類などまで用意された(そこまでするか!)。

 近年は「がんばった自分」を「ほめる」ため、女の人が自分が食べるため購入するのもあるらしい(そう。なにも男ばかりに食べさせなくてもよい)。これも業界が仕掛けた販売戦略かもしれないが、こっちはいいことだと思う。がんばらなくても、甘いものはエネルギーになる。疲れたときは最高である。気分転換にもなる。

 

 このじきスーパーの売り場に行けばさまざまなチョコレートがいっぱいだ。見るだけでも楽しくなる。先日、熊のような私でも「クマモン」(チョコはオマケ程度。のコップ酒だった)はイイなと思った。

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 あしたは(義理チョコであるが)もらえる(予定)なので楽しみだ。

 テレビの『ごちそうさん』のようにおいしく食べよう(あれは、俳優さんたちのごはんを食べる姿がホントにうまそうで、みていてこっちまで唾が出る)。

 ともかく、食べることは幸せである。「バレンタイン」と騒ぐのはいただけないが、チョコレートはいい。チョコレートに罪はない。

 

                               ちりとてちん

 

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 このごろ私は、俳句や短歌にめざめました。

 『百人一首』に「若菜摘む…」というのがあります。

 遠い遠い先祖をイメージし、私も「若菜摘む…」とやってみました。

 

 

 

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