カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2014.3.9 感動ってすごい)

 

  ♭ おたずねくださり、ありがとうございます 

  

 (ブログパーツUL5人目の方)

 

 ついこの前、テレビ特番で真央ちゃんのことをやっていた(まだ20代のはじめで「有名」になることはたいへんらしい)。

 番組はあるテレビ局の視聴者獲得競争・戦略の一環ではあるが、スタッフの取材努力により、隠れた事実を発掘、それをつなぎ合わせ、ひとつのドラマ風なドキュメントに構成、報道してくれた。

 私はテレビをはじめマスメディアなどは「好かん」(そのくせ人の何倍もテレビ漬け)が、こういうのは好きだ。なんせ、記者さんがていねいな取材をし、それを積み重ねる。とてもとてもふつうの人のできることではない。名もなき彼らの地道な仕事、努力によって、知らなかったことがいっぱい明らかにされる。

 番組をみて、あらためて彼女はエライと思った(ますますファンになったぞ)。

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 ところで。

 ソチから帰った真央ちゃんが、「元首相のMさんが『カンジンなときにコケることが多い』と発言していたのをどう思いますか?」とのマスコミ記者団からの質問に困っていた。元首相の発言自体がバカバカしくてコメントのしようがなく、かしこい彼女は笑って流していた。元首相の方が半世紀以上も長く人生を経験してきているだろうに、真央ちゃんの方がずっとしっかりしているように見えたのは、私だけではないだろう。

 

 もうじき東日本大震災から3年。テレビで、原発事故で故郷を追われた仮設住宅の人が「2,3年したら戻れると聞いたので、いままでがんばってきたのに…」と落胆しながら語っていた。政府は、「除染が進まず」と簡単に引き伸ばす。人々を簡単に裏切り、だました(こんなのは罪に問えないのか!)。

「また昔のように故郷で顔見知りの近所の人たちと暮らす」ということの意味、「人として生きること」を、どうやら政府のオエラガタはわかっていないようだ。

 

 

                                ちりとてちん

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