カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2014.8.28 祈りの8月)

 

 

  ♭ おたずねくださり、ありがとうございます 

  

 (ブログパーツUL5人目の方)

  

                       

    

 もうすぐ8月が終わる。

 ことしの8月は、いろいろあった。個人的にも。きっと忘れられない月になる

  

 1週間前のH市の集中豪雨、土石流による大災害。

 テレビに衝撃的な映像が流れた。なじみのある地名なので、とても驚いた。

 そこは子どものころ、山間部の実家から1時間半もかけてバスで国道をとおり、H市に行くとき、よく聞いた停留所名ではないか。

 被害地あたりは都会(H市)の近郊で、バスはこの少し手前で峠を越える。峠といっても北部、つまり山地側は高いままである。標高500メートル前後の高地が平地となり、どこまでも細々と街や村が続き、国道はそこを縫っている。

 H市というのは典型的な扇状地に乗っかったような地形で、被害地域は山と平地の境目にある。

 これまでの長い間、何もなかったから、私も知らない40数年のうちにますます宅地開発がされ、多くの人びとが住むようになったのだろうが、もともと裏山が崩れたり、土石流が発生しやい土地なのだ。

 

 これまでの何十年・何百年だいじょうぶだからといってもだいじょうぶではないことがあるということ。

 災害だけではない。

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「生きていればいろいろあります」

 つまらんことをわざわざ言い、自分を慰める。が、こうでも言わんとやり切れない。

 

                               ちりとてちん

 

                               

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