♭ おたずねくださり、ありがとうございます ♯
(人目の方)
この前あんなこと書いていたら、どうしても続きが書きたくなった。
ただテーマが『私とはダレ?』で、不適切だった。
私は「あなた」との関係で「私」になるのだから、正確には『あなたと私』。
そして、「あなた」とは何も「人」に限らない。
人は何か問題が起きたとき、その対処・解決のために悩む。うまい方法が見つかって解決すればそれでよい。が、そうでないとき、ややこしくなる。
問題の責任、もと・原因は自分であるかのように考えがちになる。とくに責任感の強い方は危ない。「私のせいで…」
反対に無責任な者はだいじょうぶである。私なんか責任転嫁(自分では「転嫁」と考えておらず)が得意だ。給料が低かったのを会社・社会のせいにした(もっとも給料が安いとも思っていなかったが)。決して自分を責めなかった(まったく否を認めないわけでもない)。まっ、自分はそれでいいとしても、妻にはひどい生活させた。すまなかった。
自分を責めれば、底なしの泥沼にはまる。もがけばもがくほど、足を引きずり込まれる。
なぜなら、『世の中は、自分を中心に回っているのではない』が、『私の人生というドラマの劇場では、主人公は自分なのだ』から。
長い人生には、自分の力では、どうしようもないことがある。そういうときは、「あなた」を信じ、身を預けるに限る。
つまり、無責任がいちばんだ。「無責任」といったって、何も投げやり・ヤケクソになること(それもいい)をすすめているのではない。
あえて言えば、あきらめること。 合掌