カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2014.10.26 世界は美しい③)

  ♭ おたずねくださり、ありがとうございます 

  

 (ブログパーツUL5人目の方)

            

 

 

 けっきょく、美しさの感覚は人それぞれ。多種多様、いろいろあるということ。

 恋みたいなものだ(うまいこと言ったな)。

  好きになればアバタもエクボ。「アバタ」は「痘痕」であり、まあ美しいものとは思えないが、彼(彼女)やわが子だったら許されるものである。どころか、超えることもある。

 人の心ほど不可解なものはない。

 

 このごろはあっちこっちで、多様性を認めよ!という声が叫ばれるようになった。

 多様性。とても大事なことである。

 ところが、かつて私は大きな偏見を持っていた。ゲイとかレズビアンというものについて、そういう人たちのことについて、知らなかったのである。

 いまでこそ、華道のKさんとかお笑いのDMさんをテレビでみてまったく平気だけど、「性同一性障害」というものを知らなかった昔はちがった。

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(私のこんな無知を打ち破ってくれたのは、『金八先生』だった。いまじゃ有名な女優さんに成長したUさんが、なぞの転校生として金八先生や級友たちとくりひろげたシリーズは、「性同一性障害」を多くの人たちに知らせてくれた記念碑的な作品だった。こんな影響を与えるドラマってすごいと思った)

 それまで女っぽい有名人に違和感をだき、「ヘンな人」と思っていた。理解できなかった。私自身がゲイとかではないので今でもほんとうに理解できているのかどうかはわからない。

 それにテレビの世界は人気が商売。ヤジウマ的で興味本位だ。性同一性障害」かわからない人もまじっているのかもしれない。

 が、そういうこともどうでもいい。

 

 大事なことは、お互いがお互いを認め、尊重し合うことだろう。

 世界はいろいろあり、それぞれが美しい、イイ(good)ってことだ。

 たとえ、私にはわからなくても。

 

                               ちりとてちん

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