カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2014.11.9 折り紙)

  ♭ おたずねくださり、ありがとうございます 

  

 (ブログパーツUL5人目の方)

            

 

 

 先日、テレビで、日本の伝統的な遊びには脳を活性化する力があると言っていた。わかる、わかる(そんなことわかります)。

 伝統的な遊びの場合、決まりごとやルールが少なく、逆に創造性が発揮される。

 創造性。

 

「創造性」から私の障害に変えてごめんなさい。

(前にも書いたが)障害の症状はいっこうによくならない。小脳のある神経が切断しているとのことなので改善・治癒はありえないとはじめに主治医から聞いている。と言えど、やっぱり心の奥底では奇蹟を期待しているものである。

 が、現実はこうだ。たとえば食事。

 知らぬうちに、ご飯粒をこぼしていたり口のまわりにそれをつけていたりして、妻に指摘されてはガクゼンとする。こぼしたのを拾ったり、口のまわりをぬぐうとき、あまりに情けなく、泣きたくなる。

 食事はお膳(盆のかっこうしたトレー)の上でする。こぼすまいと少し前傾姿勢をとり食う。うまく箸でつまめなかったら、ご飯粒はまっすぐ落下し、トレーに入るはずである。はずれても、食卓台(コタツ)に落ちるはずである。ところが、そうでない。あとで(次の行動へ移る動作がたいへんなのです)立ち上がったら、そばに2,3粒落ちているのが見つかる。じつに情けない…ほんとうに泣いてしまいそう。

 

 はじめのテレビに戻る(そう。創造性の話です)。

 伝統的遊び。テレビではけん玉をやっていたが、別にそれでなくともいい。自分が好きなものをやればいい。折り紙に決めた。

 これまでそれなりに子どもを相手に遊んだことがあるし、自分の子ども時代には大したオモチャはなかったのでよく紙ヒコーキを折って遊んだ。子どもの施設に勤めていたころ、名人のオジサンがボランティアで来られていた(いつも頭が下がった)。折り紙の奥深さに目を見はった。当時のその方と同じくらいの歳になったし、その方を偲んで折ってみるのもイイな、と思った。

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 そう思っていたら、せっかくだから、ここでひとつ一つ紹介し続けたらもっとおもしろいのでは、と考えた。

 ということで、次回から折り紙のオマケつきの、ちょっと楽しいブログになる予定です(なるかどうかはわかりませんが?)。

 

                               ちりとてちん

 

 

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