♪ おたずねくださり、ありがとうございます ♯
旧暦七十二候では、いまは「ケツ魚(鮭)群」(ケツギョムラガル)といって、サケがうまれた河にかえるころ。産卵のため、必死に浅瀬をさかのぼり、上流をめざす。がんばり、子孫繁栄をぶじ果たし、腹を裏がえす。
数日前、二度めの雪が降った。外はまっ白だった。なにもみえなかった。
風が強くふき、粉雪が飛んだ。「オ~、サムサム…」
この寒さのなかで働いている人を想った(どうじに、そういう自分の偽善にも気づいた)。
だいたい、一日にけじめをつけることもあって、何時間かはパソコンの前にすわっている。そこからは顔を左に向けるだけで外が見える。
前回、“地図”のより道をした。きょうこそ、一年をふり返ってみる。
1年もあれば、人生いろいろある。
ことしは「食べる」に苦労した(いまも継続中)。食べられないのだ。いままでこんなことはなかった。バイキング形式の宿に泊まったときはどんなにソンしたか。かつては、元を取らねばとちょっとイヤしいココロも抱えて食堂に入り、食べすぎヒィーヒィーしたが、いまはそれもない。悲しい。
はじめから意欲、食欲がないのだ。こんなのじゃエネルギー補給もできず、仕事はできなかったにちがいない(退職していてよかった)。
なんでだろう?わからないけれど、嗜好がコロコロ変わるようになり、どうやらそれが食欲に関係しているのだろう。好みの変化という身体にふり回された一年でもあった。妻は私のわがままにふり回された一年だったにちがいない。
彼女はこの8年、私は「そうするな(もちろんこんなエラそうに言ったのではない)ありません)」と言いつづけ、「ちゃんと食べてくれ」と懇願しつづけたが、守ってくれず、こっちに合わせ少量しか食べない。おかげで胃はあってもないのと同様である。(さっきバイキングのこと書いたが、そのお楽しみも私の世話に集中し、好物でも自分のは後回しにするので、やっと取りに行ったときは品切れということもたびたびだった)。
ありがたく、申しわけない思いでいっぱいである。が、私としては、こう思う(感謝)、思いつづける以外ない。
どうじに、すまないが「これが運命だとあきらめてください!」と。
12 イカヒコーキ
イカヒコーキをご存じのかたは、かなりの
オタクでしょう。
折りかたは簡単。ですが、ビックリ
するほどよく飛ぶのです。
ぜひ飛ばしてみてください。