カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2014.12.22 一年をふり返り①「身体」)

    おたずねくださり、ありがとうございます 

  

   

                

 

 

 旧暦七十二候では、いまは「ケツ魚(鮭)群」(ケツギョムラガル)といって、サケがうまれた河にかえるころ。産卵のため、必死に浅瀬をさかのぼり、上流をめざす。がんばり、子孫繁栄をぶじ果たし、腹を裏がえす。

 

 数日前、二度めの雪が降った。外はまっ白だった。なにもみえなかった。

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 風が強くふき、粉雪が飛んだ。「オ~、サムサム…」  

 この寒さのなかで働いている人を想った(どうじに、そういう自分の偽善にも気づいた)。

 だいたい、一日にけじめをつけることもあって、何時間かはパソコンの前にすわっている。そこからは顔を左に向けるだけで外が見える。

 

 前回、“地図”のより道をした。きょうこそ、一年をふり返ってみる。

  

 1年もあれば、人生いろいろある。

 ことしは「食べる」に苦労した(いまも継続中)。食べられないのだ。いままでこんなことはなかった。バイキング形式の宿に泊まったときはどんなにソンしたか。かつては、元を取らねばとちょっとイヤしいココロも抱えて食堂に入り、食べすぎヒィーヒィーしたが、いまはそれもない。悲しい。

 はじめから意欲、食欲がないのだ。こんなのじゃエネルギー補給もできず、仕事はできなかったにちがいない(退職していてよかった)。

 なんでだろう?わからないけれど、嗜好がコロコロ変わるようになり、どうやらそれが食欲に関係しているのだろう。好みの変化という身体にふり回された一年でもあった。妻は私のわがままにふり回された一年だったにちがいない。

 彼女はこの8年、私は「そうするな(もちろんこんなエラそうに言ったのではない)ありません)」と言いつづけ、「ちゃんと食べてくれ」と懇願しつづけたが、守ってくれず、こっちに合わせ少量しか食べない。おかげで胃はあってもないのと同様である。(さっきバイキングのこと書いたが、そのお楽しみも私の世話に集中し、好物でも自分のは後回しにするので、やっと取りに行ったときは品切れということもたびたびだった)。

  ありがたく、申しわけない思いでいっぱいである。が、私としては、こう思う(感謝)、思いつづける以外ない。

 

 どうじに、すまないが「これが運命だとあきらめてください!」と。

 

                                ちりとてちん 

 

 

12 イカヒコーキ

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イカヒコーキをご存じのかたは、かなりの

オタクでしょう。

折りかたは簡単。ですが、ビックリ

するほどよく飛ぶのです。

ぜひ飛ばしてみてください。

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