カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2015.4.19 “死”とは?)

 

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   おたずねくださり、ありがとうございます 

  

   

 

  

 

  世界は広い。世の中は私の知らないことに満ちあふれている。

【言葉】それを知っているか知らないかでは決定的にちがう、重い言葉がある。

 たとえば、エピクロス古代ギリシャ哲学者)の次の言葉はそうだと思う。

 

 「死はわれわれにとって何ものでもない」

 

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 要は、死についてあれこれ悩むことはないということだ。生きているときは死んでいないし、死んでいるときは“死”を思うことはできない。

 私は死ななかったけれど、突発的な事故に遭った貴重な体験からも、エピクロスの言葉にはすなおにうなずく。

きっと“死”はいつの間にか私たちのもとにやって来て、安らぎを与え、包みこんでくれるものにちがいない。

 ブランコの心地よい揺れみたいに。

 そう思えば、“死”は気楽なものになる。

 

 この言葉。じつは、大好きな仏教学者ひろさちやさんの文庫本に載っていた。仏教では、“死”は忌むべきものじゃない。生きることは死ぬこと。“生”即“死”なのだ。

 ひろさんは言う。現代の日本の病院では患者を医療づけにし、“死”を怖いものにする。

「インドに生まれりゃよかった」とも。

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 そうか…。古代ギリシャとお釈迦さまはつながっていたか。人の思うことは、地球のどこにいてもいつ生きていても、だいたい似た考えになるものかもしれない。

                      

                           

                  ちりとてちん

          

43 ハクチョウ

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いいでしょう。

このオリガミハクチョウ。

これも、折り方はきわめて簡単です。

いいですね。折り紙ワールド。

 

 

 

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