カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2015.4.26 「たたらを踏む」)

 

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   おたずねくださり、ありがとうございます 

  

   

 

  

                    

 

 

 

  あたたかくなった。うれしい。

 部屋からそれほど遠くなく、山がみえる。ありがたい。

 いまは、山肌一面のもえぎ色が目にまぶしい。

 昔の人はこれを「山笑ふ」といった。

 

 先日、散歩で花を楽しんだ。

 花はいい。美しさ・可憐さはブコツ者にもわかるというものだ。 

 そのときのこと。

 

  連れが「たたらを踏むことが増えた」と少し心配そうに言った。

「なに?なんを踏むって…」 た・た・ら

 ところでみなさん。「たたらを踏む」という言葉をご存じでしょうか。勢いあまってタタタ…とふらつくようなかっこう(歌舞伎で弁慶がミエをきるようなものか)をさすようです。

“たたら”とは元来“ふいご”のことらしい。ふいごという道具は、槌やハンマーでかたい鉄をたたいたり伸ばしたりするのに、鉄を溶かすのに勢いよく空気(酸素)を送りこむ。ちょうどビニール製のプールをふくらませるのに使うジャバラと同じ原理である。

(いまでは単に日本の古代製鉄法をいうらしい)

                             

「たたら」とは、私はアツアツの溶けた砂鉄をイメージし、それを足裏で踏んだらさぞかしたまらんだろうな、だからアッチチ…と千鳥足になるのかとかつてに想像していた。

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たたらを踏む」か。たしかに「増えた」と言われればそういう気がしないでもない。

 

 たたらは踏んでも花は踏まないよう、気をつけよう。

 

                   ちりとてちん

 

45 はくちょう2

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前々回のハクチョウと少し違います。

こっちが複雑。

まあ簡単でも複雑でも、どちらもいいですね。

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