カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2015.5.30 「障害者」の私と家族)

 

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   おたずねくださり、ありがとうございます 

  

   

 

 

 -自分が「障害者」であるということ-

 この事実を嘆き悲しみ、グチグチ言っても何も始まらない。

 ハンディを逆手にとる。

 自分の姿・態度を孫や子どもにありのままに見せることで、「障害」を身近に感じてくれる。

 

 事故に遭った55のときはまだ二人しかいなかった孫も、いまは増えた。

 障害者、弱い立場にある人にやさしくできる人間に育ってほしい。

  こんなことがあった

- 退院して日も浅いとき、はじめての孫(当時3歳くらい)が妻にきいた。「オジイチャンは『こわい人』?」

 もちろん私は鬼や悪魔じゃない。人間だ。で、やさしく「こわくないよ。だいじょうぶ」と彼女は答えた。

 フラフラの私を支えたとき、力が弱く緊張するのでつい出る彼女の言葉「おー、こわこわ…」をきいてのことだった。

 このときは大笑いだけですんだけれど。…

 

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 いま思い出しても泣けてくるが、まだ入院中、ベッドで悶々としているときに、次女が結婚したい人がいると彼氏をつれてきた。そのとき、次女は「元気な」父に会わせたかったとそっとつぶやいた(彼との結婚はもちろんOK牧場。心から祝った)。

  ドラマに出てくる「自慢の父」像からはほど遠い私だが、元気(障害のない)な姿を見せることはできなくなっていた。

 たぶん、これからも無理。

 

 ゴメンね。

 

                  ちりとてちん

 

55 車(セダン)

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「車」だって、この通り!

まるで、マジックみたいでしょう。

それにしても、ひどい折り方、ひどい絵(スミマセンね)。

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