カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2015.8.19 はるかな尾瀬②)

 

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   おたずねくださり、ありがとうございます 

  

   

 

 

 私は尾瀬とはずいぶん離れた土地に生まれたが、中学生のとき尾瀬が音楽の教科書に載っていてはじめて知った。

 歌のとおりのところをイメージした。

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 ほんとうにイメージどおりだった。

 ミズバショウの花が咲いていた。

 ミズバショウの清楚な白は、ほかでもみたことがあるが、かってに決めつけた。

「やっぱり、ここがいちばん似合っている」と。

 

 朝夕の静寂さを味わいたく、山小屋に泊まった。夜中のトイレは、柱や壁に手をかけ身を起こさねばならないので少々つらいが、朝日の輝きを想ってガマンした。

 六月の早朝は明るい。

 朝日を、霧を、燧ケ岳を、至仏山を、連なる山々を、林を、原を、池塘を、ミズバショウを、リュウキンカを、ショウジョウバカマを見た。

 

 これ以上の満足はなかった。

 あっ、ひとつだけ後悔があった。

 泊まった山小屋の売店にあった“のれん”を買わなかったこと。 

 のれんのデザインはすごくシンプルで、全体は淡い水色。ただ、『はるかな尾瀬 とおい空』とだけ書かれていた。それがよかった。気にいった。

 が、ツレのひと言にうなづくよりほかなかった。「家はせまくて掛けるところないよ」

 

 帰りは上り坂。ずっと時間がかかるので人とあまり出あわない朝はやく(熊にはあう可能性があります)、宿を発った。

 すばらしかった尾瀬の旅。

 ありがとう。尾瀬

 

                  ちりとてちん

 

78 ぴょんぴょんがえる

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人差し指で、段になったところ(背の部分)を押します。

すると、カエルはピョンとはねるのです。

こういう動くのが子どもは大好きで、私はなんど作らされたことか。

(折るたび、折り方を忘れていて折り方の本を開く。悲しいです)

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