カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2019.9.14 『なつぞら』

          カメキチの目 

 

 

 

 働いていたときは、朝、テレビをみる余裕は

なかった。時間がなかった(少しでもあれば寝たかった)

 いつごろからかビデオ録画ができ、便利になった

朝ドラをみたいと思ったことはない。

 

  しかし、入院していたときヒマつぶしにたまたま

みた『いもたこなんきん』が気に入り、退院してから

自由な時間がたくさんできたのでみるようになった。 

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なつぞら』がもうすぐ終わる。

(みておられない方、すみません)

 

 そう思って空を見あげると、もう夏空も終わり

秋の空だ。

 朝ドラは朝ごはんのとき、みながら食べる(テレビを

みながら何かするのは「行儀わるい」と子どもがいるころは言ったけど)

なつぞら』のよさは、ともかく安心してみられる

(食べられる)ことだ。

 

 クセのある(別な言い方をすれば「個性が強い」)人はもちろん

出てくるし、登場人物は誰も心根がやさしく主人公に

温かい。ときには ハラハラドキドキの場面もあるけど

すべてがうまくおさまる。

(物語は小話の連続なのだけど、どのエピソードもハッピーエンド、寅さん、

黄門的に終わるのです。

もちろん、これは一日の始まり、朝のお茶の間用の「ドラマ」であり、深刻な話に

するわけにはいかないのでしょう

 

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なつぞら』の登場人物はみんなステキな人たちだ。

 この物語では、なっちゃん主人公だけど、他の

登場人物たちを主人公にすれば、その人だけの物語が

編めるなあと、ふと思った。

 

 前の記事に書いたひろさちやさんは、私たちは

役者さんではないので他人を演じて生きるわけには

いかないけれど、人生を「舞台」にたとえるなら、

「自分の人生」という舞台では誰もが主人公(その他A、B

ではありません)なのだと述べておられた。

 主人公である自分に常にスポットライトが当たり、

照らされている。

 悪いこと、恥ずかしいことはできない。  

(「照明係」は神さま仏さまかもしれません) 

 

 

 

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                           ちりとてちん

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