カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2016-10-01から1ヶ月間の記事一覧

2016.10.29 心配してもしかたない? 未来のこと(13)

カメキチの目 第7章 つながりのなかに生きるいのち 残すところ、あと2章です。 長いおつき合い。ありがとうございました。最後までお読みくださるようお願いします。 (マミーさん、この本お読みくださりほんとうにありがとうございました。ちよっと自分なり…

2016.10.25 心配してもしかたない? 未来のこと(12)

カメキチの目 第6章 小さないのちの捉え方 この章は14節もありますが、内容はややこしくありません。 というのは、標題のとおり「小さないのち」(生まれるいのち)のみかたについて、世界をとくに大まかに西と東(とくに日本)と分けたときの違いを、文化の…

2016.10.21 心配してもしかたない? 未来のこと(11)

カメキチの目 第5章 「いのちは授かりもの」の意味 第4章でふれた『すばらしい…』が世に出てから70年後、アメリカでは「大統領生命倫理評議会」というものがつくられ、『治療を超えて』という報告書が公表された。『すばらしい…』の時代にはまだ「エンハンス…

2016.10.18 心配してもしかない? 未来のこと(10)

カメキチの目 第4章 「すばらしい新世界」にはいきたくない? 行き過ぎた医療とバイオテクノロジーの進歩・発展はどんな未来を用意するのだろか。 オルダス・ハクスリー(イギリス)の『すばらしい新世界』は、第二次世界大戦以前(1932年発表)に書かれたと…

2016.10.14   心配してもしかたない? 未来のこと⑨ 

カメキチの目 第3章 いのちをつくり変えてもいいですか? ■欲望がいのちをつくり変える ■あらゆるものになりうる細胞 ■ES細胞の夢と課題 ■拒絶反応を起こさない万能細胞を求めて ■クローン誕生の衝撃 ■クローン胚とES細胞の混迷 ■想像を超えるiPS細胞 ■万能…

2016.10.11  心配してもしかたない? 未来のこと⑧

カメキチの目 「着床前診断」というのは、NIPTどころではない。 NIPTはダウン症につながるなどの特定の染色体の異常を調べるもので、妊娠初期に行われるものだったが、「着床前診断」は、なんと驚くなかれ、(診断名のごとく)子宮に受精卵が着床する前に遺…

2016.10. 7 心配してもしかたない? 未来のこと⑦

カメキチの目 第2章 「理想の子ども」を選べるなら ■ダウン症の妹とともに ■「新しい出生前診断」の広がり ■望ましくないもの、は何か ■「いのちを選ぶ」ことを支える医師 ■誰が「決め」、誰が「選ぶ」のか ■着床”前”に選ぶ ■いのちを選ぶ社会へ ■「種」のあ…

2016.10. 4 心配してもしかたない? 未来のこと⑥ 

カメキチの目 第1章 身体を“改造”すれば幸せに? ■記憶を変えるという”医療” ■もっと幸せなからだに ■エンハンスメントの欲望の行方 ■再生医療でからだを「取り換える」 ■遺伝子から人をつくり変える ■より強く、より有能に、より幸せに ■治療を超えた医療へ…

2016.10. 1  心配してもしかたない? 未来のこと⑤

カメキチの目 ①から④まで書いて、だいじなことはみんな言ったような気がします。 でも、『いのちをつくってもいいですか?』は、ほんとにすばらしい本(と私は思っている)なので目次にそって紹介させてください。 構成は 第1章 身体を“改造”すれば幸せに? …

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