カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2017-01-01から1年間の記事一覧

2017.12.28 アンチエイジング

カメキチの目 もうすぐ2017年が終わる。 また年を越す。 つまり、また歳をとる私たち! 誰も平等に歳をとる。 つまり、時間は誰にも等しく流れる。 大嫌いなトランプたちと、カネ、地位、名誉…などには敗けても、これだけは同じだ。ザマーみろ! あたり前だけ…

2017.12.23 年寄り向けの商品・企画を増やしてほしいグチ②

カメキチの目 ■ 何%引きの日に、目あての衣類を買いに行ったまではいいものの、ツレはグチる。 「高齢者が増えたというのに、若い人むけの服は種類が豊富なのに年寄りむけは少ない。たまにあればあったで『帯に短し襷に長し』…」 そこは全国展開の、店舗をモ…

2017.12.19 「マイシステムメカニック」

カメキチの目 それが起きたのはつい先日のこと。 ビックリした。 ブログをしているとき(読んでいたのか書いていたのか思いだせないほどあわてた)突然、パソコン画面が「パー」か「ピィー」と、一度きり鳴って(警告音というオマケつきのトラブルは初めてだ…

2014.12.16 年寄り向けの商品・企画を増やしてほしいグチ①

カメキチの目 このところ特に、暗く重い記事になりました(気分のよい、明るいものを書きたいのが本音。たとえ暗く重い記事でも、ユーモアでつつみ、笑いとばす余裕と能力があればいいのですが…) きょうは、老いの身(あくまで私的)からみた「買いもの」と…

2017.12.13 業

カメキチの目 「…やり切れないね。こんなの《業(ごう)》というのかな」 (老いたからか)古典文学、名作・傑作といわれるものを読みたくなったようで、ツレは近松門左衛門の『女殺油地獄』を読み、ため息つきました。 そして、上のような感想にもならぬ感…

2011.12.9 「道徳」

カメキチの目 前に「いじめ」について書いたが、また書く。 ともかくニュースで聞くことが多い。 悲しい。情けない… この前から怒ってばかりでいのちが縮まるが、縮んでもいい。 「い・じ・め」と聞くだけで、気分が悪くなる。気うつになる。 どうやって考え…

2017.12.6 続・老人がキレる

カメキチの目 (「怒り論」を書くわけではありません) ■ 私は「怒りたい」ときは怒ったほうがよいと思う。 怒るべき(と自分が感じる)モノゴトのときは、怒ればいいと思う。 それでも、「激昂」や「キレる」という情動まかせの行動は、こっちの言いたいこ…

2017.12.3 老人がキレる

カメキチの目 このまえテレビで、高齢者の「キレる」という問題 「問題」という言いかたが適切かどうか…ではありますが… をやっていた。 自分のことを指しているのかとドキッとした。 思いあたるフシもあるので視ました。 番組は朝のニュースの特集で短いも…

2017.11.30 『秘境中国…』

カメキチの目 録っておいたNHKテレビ『秘境中国 謎の民 天頂に生きる』をみた。 広大な中国の奥地に、富士山よりちょっと低い標高に「大涼山」はある。 3000余mの頂上付近は広大な平原で、人々が生活している。 荒涼とした草の平原。ですが、宮崎駿さんの有…

2011.11.26  「科学」と「技術」

カメキチの目 「科学技術」について考えることがあった。 よく「科学技術」と、「科学」と「技術」をつなげていう(私もそうしてきました)。 でも、「科学」と「技術」は密接不離な関係にあっても本来べつものであり、別々に述べなければならないと、ある本…

2011.11.22 たわごと

カメキチの目 ふっと思った。 思っても仕方がないといえばそれまでなのですが… そうですが、(「暖簾に腕押し」、自分の手におえない社会のことでも)ひとりの人間・個人として、ひとつの思い・考えとしてはこんなのもあると記録しておきたいと思ったのです…

2011.11.19 秋

カメキチの目 これまで私は気がつかなかったけど、(気はついていたかもしれませんが、意識していなかったと思います)それまで緑一色だった木々が色づきはじめ、この季節になって木を判別できる。 いまは、「私は〇〇ですよ」とばかりに一本いっぽんの木が…

2017.11.16 人それぞれさまざま

カメキチの目 前に立山への旅の記事で、「人それぞれ」「さまざま」ということを書いた。 そのときは、景色のみかた、思いなど身近なことで感じたけど、対象の範囲を広げればひろげてみるほど、多様多彩であることに気づきます。 いわゆる「人畜無害」のぶん…

2017.11.12 「雨奇晴好」

カメキチの目 きょうは禅語です。 雨 奇 晴 好 ーう・き・せい・こうー 若いときは、『青春の蹉跌』(石川達三の小説)の「蹉跌」という言葉に酔い、自分を悲劇のヒーローにした夢をみる「甘ちゃん」の一面もありました。 歳とってから思うとアホみたい(み…

2017.11.8 『内田樹の生存戦略』⑧

カメキチの目 きょうで、このシリーズを終わります。 最後だからと書きたいこと多く、ゴチャゴチャ詰めこみました。 これまでとQ・Aの形式も違いますが、読みにくさをお赦しください。 初めは非政治的なことを。 内田さんは日常の生活上の姿勢・態度のことを…

2017.11.5 『内田樹の生存戦略』⑦

カメキチの目 Q 「いじめ」はなくなるのでしょうか? A 競争原理の中にいる限り、「いじめ」はなくなりません。 でも、今「いじめ」というのは学校の中だけの現象ではなくて、日本社会全体を覆い尽くしているものだから、ある意味ではどこまで逃げても逃げら…

2017.11.2 『内田樹の生存戦略』⑥

カメキチの目 ウチで「また内田さんのを書くの…」と、ちょっと非難のまじった口調のあきれ顔で言われました。続けて「政治の話が多くておもしろくない」とも。 (本の終わりで、著者自身が政治・社会の話が多くなり…と書いておられた) そんなこともあり、き…

2017.10.29 『内田樹の生存戦略』⑤

カメキチの目 Q 日中、日韓の関係を修復する秘策はあるのでしょう か? A 外交、国防の政策決定権がない日本に関係修復力はない。 外交交渉というのは譲歩できるところは譲歩し、譲れないところは譲らないというかたちで、すり合わせていくしかありません。…

2017.10.26 立山

カメキチの目 山へ行った。 いちおう結婚〇〇年の記念旅(二泊三日だけど半分は二人の義姉といっしょ)。 この前、黒部とともにNHKテレビ「ブラタモリ」で放送された立山である。 登山ではない、観光。 正確には「室堂」というバスの終着地の平らなところを…

2017.10.22 風俗など

カメキチの目 (まだ『生存戦略』を書くつもりですが、きょうは他のことを書きます) サスペンスドラマにもよく登場し警察ドキュメンタリーでは必ず取りあげられ、ニュースでもときどき事件まじりで報道されることがある「風俗」。 現代のそういう店は入った…

2017.10.20 『内田樹の生存戦略』④

Q 安倍自民党政権が掲げる政策で日本はどうなるんでしょう A 日本は今「縮み」始めています。ですから、国民的資源のフェアな分配方法について根本的な議論を始めるしかない。でも、政治家も官僚もメディアも、誰もそんな話をしようとしない。分配方法のこと…

2017.10. 『内田樹の生存戦略』③

カメキチの目 Q 子どもにやらせるのなら、合気道と柔道、どっちでしょう? (じつは著者は古武術家で、長いこと合気道をやっておられ、達人の域に達しておられます) (グーグル画像さんから借りました) A ものを学ぶときは、学び始める前にあまり予備知識…

2017.10. 『内田樹の生存戦略』②

カメキチの目 Q 愛国心教育について、先生はどのようにお考えですか? A 現に北朝鮮と韓国は「同国人」なのに、それぞれの国民は自分の所属する統治システムにあまりに強く帰属しているせいで、なかなか最終的な和解に至ることができずにいます。 暫定的な制…

2017.10.8 『内田樹の生存戦略』①

カメキチの目 すばらしい本に出あった。めったにあることではない。 もともと著者の内田樹さんは気に入っており、いままでも何冊か読んでいるが、これは人生相談のような体裁で、身ぢかな「悩み」「問題」に内田樹が答えるというもの。 この人ならではの答え…

2017.10.4 つれづれの記⑫

カメキチの目 【続き】 「少年時代」といわれるころの話で書きたくなるのはもう思いつかないので、このシリーズはこれで終わります。 これまでの「子どものころの思い出」におつきあいくださり、ありがとうございました。 私の子ども時代。チャンバラとおな…

2017.10.1 おことわり

カメキチの目 ブログへの思いは前にも2、3度かいたことあります。 そのときも感じていたことですが、書かなかったことがあり、ずっと気になっていました。 一度きちんと書いておことわりし、謝らなければならないと思っていました。 私が「読者」になってい…

2017.9.27 国政選挙にあたって

カメキチの目 (前回の「耳掃除」に、いろいろ教えてくださりありがたかったです。ちょっと迷ったのですが、記事にしてよかったです。ほんとうにありがとうございました) 耳から一転、きょうはもうすぐ行われる国政選挙のことです。 はっきり言えば、自民党…

2017.9.24 耳掃除

カメキチの目 耳掃除。耳クソをとった。 (私が読者になっている方で、たいへんなことで悩んでおられるというのに、こんな気楽な記事かいてゴメンなさい) グーグル画像さんからお借りしました。 つい先日、ちょっと恥ずかしい話だけど、耳鼻咽喉科に耳掃除…

2017.9.21 遊戯三昧

カメキチの目 きょうは禅語を書きます。 遊 戯 三 昧 ‐ゆ げ ざ ん ま い‐ 答えの出ないような問いと、答えになっていないような答えを、よく「禅問答」といいますが、禅のなかの禅ともいうべき中国宋代の古典『無門関』のなかに「遊戯三昧」があります。 「…

2017.9.17 つれづれの記⑪

カメキチの目 【続き】 [暮らしと人びと③] 昭和30年代。初夏のころ。 稲の苗が伸び、田んぼいちめんが緑に覆いつくされたころ、突如、空からバリバリ耳をつんざく轟音が聞え、ビックリ! 音の主は? まさか戦闘機であろうはずがない。 では何か? ほとんど見…

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