カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2018-01-01から1ヶ月間の記事一覧

2018.1.31『日本辺境論』③ ブリコルール

カメキチの目 「ブリコルール」。 「ブリコラージュ」というものを初めて耳にしたのはいつであったか覚えていませんが、昔、小さな子どもを相手にちぎり絵やがらくた細工をやったことあります。 いま思えば、あれもブリコラージュ(定義どおりではなくてもそ…

2018.1.27   『日本辺境論』②

カメキチの目 感想③ 「機」の思想 という章(章は全部で三つ)があります。 著者は長いあいだ合気道をやっておられ、広い意味での武道の熟達者でもあり、弟子もとれるほど。 しかし、ご本人は思想という学問だけではなく、合気道という身のこなし(ワザ)と…

2018.1.24 ロボット

カメキチの目 『日本辺境論』の②を書くつもりでしたが、先に書きたくなることが出てきました。 先日みたテレビニュースで、「ロボットの見本市」が開催されたところ、さらなる無人化をはかろうとする中国企業の担当者が(ロボット技術を売ろうとする側の)日…

2018.1.20 『日本辺境論』①

『日本辺境論』という本を読んだ。 書名はいかめしいけれど、一般向けに「です・ます調」で書かれた新書版の日本人論、文化論。 内田樹さんの著書。 「エェー、また内田さん…」ですが、またです。「また」でも私にはとてもおもしろく、初めて知り、新鮮な視…

2018.1.18 友

まったく個人的な話ですみません。 「備忘録」として残しておきたいと思い、記事にしました。 この7日のこと。二人しかいない「親友」のひとりが亡くなっていたことを、彼の弟さんのお嫁さんの手紙で突然、知ることになった。 彼は、慕って同居(というより…

2018.1.14『男の操』

カメキチの目 この前、パンダの報道で「NHKよオマエもか!」と苦言を呈したけれど、最近のNHKは「エッ、このチャンネルは民放?」と視聴者(ウチだけだろうか?)が間違えそう。 それほど芸能人がよく出るバラエティー番組が増えた。うるさく(いえ「賑やかに…

2018.1.10「ケンカ」

カメキチの目 先日、私の子どもくらいのお歳の読者(「マミーさん」といいます)が、「夫婦が睦まじくあるために」の「ケンカのしかた」を、とっても読みやすく、納得しやすく書かれていました(すばらしかった!)。 こんどの記事に限らず、読者の心をワシづ…

2018.1.  旅と「波」

カメキチの目 また小さな旅に出た。 「よくもまぁー、タビたび…」が、口にはだしませんが子どもたちの内心だと思います(呆れられているのかも…)。でも、旅先も道中も若い人の好みそうなものではないので、うらやましがられることはありません。 その証拠に…

2018.1.4 パンダ報道

カメキチの目 明けて第2弾の記事は「グチ」です(ゴメンなさい)。 ちょっと前、12月20日のYahoo!ニュースに次の記事があった。 「東京・上野動物園で19日に一般公開が始まったジャイアントパンダの赤ちゃんのシャンシャンをめぐるマスコミの報道につ…

2018.1.1 和気兆豊年

カメキチの目 和 気 兆 豊 年 ーわき ほうねんを きざすー 新年、おめでとうございます。 本来は、昔の中国の易学でいう「陰」と「陽」のバランスがとれた状態が「和」。 「陰」と「陽」のバランスがとれる予感・予測(「兆」)があれば、そういう年は豊年万…

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