カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

2017.3. 富士と登呂

カメキチの目 旅は、いつ、どこを訪ねてもロマンにあふれている。 それを「ロマン」とするかどうかはこっちの手腕にかかっている。 計画段階であんまり調べすぎると、すでにそこを訪ねた気もちになるし、逆になにも調べないと「宝物」を見のがすことになりま…

2017.3.28 受難

カメキチの目 もう7年目になった。 2018年の3月11日。きょうは28日なので、日にちに換算すれば365×7+(28-11)=2572日。 先日の朝日新聞の連載コラム「折々のことば」に、(半世紀きにわたって世界中の地震、津波、風水害など自然災害だけでなく、テロや感…

2018.3.24 『存在論的…』⑤(おしまい)

カメキチの目 この本の最重点部分は前半部で述べられていました(それを④までの記事で紹介したつもり)。 最後に、本の後半部分で強く感じたことを三つだけ書きます(「書く」というより引用)。 ①待つこと。見守るということ。 待つや見守るが長びくと、ま…

2018.3.21 『存在論的…』④

カメキチの目 前回③は「幸福感」ということだった。 こんどは、「ひきこもり」を「プロセス」(=過程)としてみること、 「ひきこもり」の自分を、③でも少し触れた「ある自己」と「する自己」という二重の視点からとらえることの重要性が説かれていた。 こ…

2018.3.17 プーチン・ロシアほか

カメキチの目 (『存在論的…』シリーズの途中ですが、ゴメンなさい) もう3週間にもなる。 ある日テレビが、プーチン・ロシアがトランプ・アメリカの核兵器の小型化など新兵器の開発に対抗してつくり上げた新たな軍事システムを報じていた。 ロシアはアメリ…

2018.3.13 『存在論的…』③

カメキチの目 ③の今回は、「幸福」ということです。 (本書の紹介のしかた、感想などに私の主観がかなり入っているような気がしています。お許しくださいね) 人間の生きる目的は、「私はとくにないよ」と言う人もいようし、いても人によってさまざまに違い…

2018.3.10 『存在論的…』②

カメキチの目 ひきこもりは、「社会的ひきこもり」論の立場に立てば「あってはならないもの」とみられる。 つまり、否定的なまなざしでみられる。 つまり、解決(解消)されるべき(されなければならない)ものとされる。 理由は何であれ、ともかく「普通」…

20183.7 『存在論的ひきこもり論』①

カメキチの目 「存在」とか「人生」ということ。 初めて意識したのは思春期ころだった。あれから半世紀にもなるが、わからない。 普遍的で抽象的であるがゆえに古今東西、「名言」などにいろいろいわれ表現されてきた。 こういうことには感じやすいので、胸…

2018.3.2 「無理」ということ

カメキチの目 先日、電通の高橋まつりさんと同じように若くして過労で亡くなったNHKの女性記者・佐戸未和さんのご両親がテレビで、国会で議論されていた「裁量労働制」について、制度の是非は別として、(ともかく娘さんのような「過労死」が二度と起きない…

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