カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2018-01-01から1年間の記事一覧

2018.9.7 「障害者法定雇用率」

カメキチの目 きのうの北海道の大きな地震には驚きました(とくに厚間町の山々の土砂崩れ、緑の中にあちこちの茶色は衝撃的でした)。 北海道は一つということをあらためて感じる「大規模」な停電。お住まいの方々の不便が想われます。どうぞ一刻も早く復旧…

2018.9.4 続『半分青い。』

カメキチの目 前に『半分青い。』という朝ドラのこと書きました。いまは終盤。 中盤のころ、「ウ~ン?」と引っかかることがあった。 きょうはそのことを(今ごろになってスミマセン)。 続 【その前に】その中盤とは ■主人公すずめは好きな人(涼ちゃん)が…

2018.8.31 「リバージュ日置川」

カメキチの目 (こんな温泉もあることを知っていただきたくて書きました) また小さな旅をした。 目的は温泉。 近くは別にして、同じ湯で三度も行くところはめったにない。 電車で4時間以上かかり、おカネもかかるけれど、行きたかった。 湯ぶねからは海が一…

2018.8.28 バランス

カメキチの目 〔備忘録〕 しばらく前、右首筋の内部が(頭を動かすと)痛かったことがあった。 もうなおった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー (かまうのが面倒くさいこともあり)はじめは「日にち薬」が効くと思い放っていた。 ところが、2、3…

2018.8.24 「これでいいのダ!」

カメキチの目 『天才バカボン』で、 「これでいいのダ!」 を初めて聞いたとき、 なにがイイのだ? と思った。 赤塚漫画は絵もストーリーも単純、すなお。そして「バカ」が満載だ。 私は『おそ松くん』のころから赤塚漫画の大ファンだったが、根性ものの『巨…

2018.8.21 原爆スラム

カメキチの目 8月はやっぱり「戦争絶対反対」との訴えがあっちこっちでなされます。 それは「生を否定」することだから、きわめてあたり前のことであり、けっして「多すぎる」ということはないと思っています。 私も「加川良」、「毒蝮三太夫さん」に次いで3…

2018.8.17 毒蝮三太夫さん

カメキチの目 毒蝮三太夫(どくまむし さんだゆう)さんをご存知だろうか。 『ウルトラマン』最初のシリーズで、「科学特捜隊員」で活躍されていました。観た方なら(一度きいたら忘れないような名前を知らなくても)「あーぁ」となります。 終(敗)戦記念…

2018.8.14 加川 良

カメキチの目 あしたは73回目の「終戦(いや正確には敗戦)記念日」です。 ■この国のエラ方は、「侵略」を「進出」、「敗退」を「転進」と言いまわすなどさきの戦争時だけでなく、平常時の現代でも「改ざん」を「書きかえ」など(あげればキリがないほど)実…

2018.8.10 暴力、そして性差別

カメキチの目 ひと月ほど前(7月11日)、東京新聞デジタル版に 「南スーダン軍が住民刹りく」という題で次のような記事がありました。 【ナイロビ共同】国連人権高等弁務官事務所は10日、2013年に内戦が始まった南スーダンで今年4~5月、政府軍兵士…

2018.8.7 消防士

カメキチの目 悲惨な現場を体験した消防士のトラウマの深刻さが、テレビニュースの特集に取りあげられていた。 消防士は「救助」にあたっているとき、援けたくてもかなわず、死に直面することがしばしばある。 犯人確保(逮捕)もある現場警察官、「戦争」も…

2018.8.3 「一無位の真人」

カメキチの目 きょうは禅語。 一 無 位 の 真 人 (いち む い の しん にん) (臨済宗の禅語録『臨済録』より) 自分なりにあえて直訳すれば、人間はだれも一人ひとり真実の存在であり、 位(くらい)などないということでしょうか。 人間の「生」は、その…

2018.7.31 『被爆の森』

だいぶ前に録画しておいたNHKBS1の番組『被爆の森』を視ました。 すばらしかった。 キーワードは「汚染の循環」。 番組を通してなんどこの言葉が出てきたことでしょうか! ここでは、私の感想を三つ述べます。 その前に、下記の番組HPからの引用を。 (今回…

2018.7.27 『半分、青い。』

カメキチの目 (更新してから気づいたのですが、先日トップの写真を変えたのが、奇しくも空で半分青でした) 想像もしていなかったことですが、(障害者となってからは)NHK朝の連ドラを、連続してみています。 別にみたいわけではないのです。胃がなくて食…

2018.7.24 雑草

カメキチの目 終日家にこもっているときは別にして、雑草が目にはいらない日はないほどです。 とくに夏は、草いきれムンムン! それにしてもこの連続猛暑。前の連続した大雨(大雨は大災害をもたらした)。被害に遭った方が口をそろえたように語っておられた…

2018.7.21 IT技術のすばらしさを痛感

カメキチの目 よく人工知能、ロボット、IT、コンピュータ…の「悪口」書いていますが、あくまでカッコ付きのこと。 技術の「行き過ぎ」(どこで線を引くかがむずかしいところですが)、反・非人間的な利用はあってほしくないので、一庶民の感ずることをモノ申…

2018.7.17 非常用レール走行車

カメキチの目 「わたし、イイことを思いついた」とツレが言った。 それを聞いたとき、「JRに提案したら」と返した。 なんなら(面倒くさいが)しようか、とも付け加えた。 「そういうアイデア、誰かすでに思いついていて、鉄道会社も知ってはいるけれど、採…

2018.7.13 ミッシング・ワーカー

「ミッシング・ワーカー」をご存知だろうか。 私は先日、NHKスペシャルで初めて知りました。 番組HPより【引用】 今、働き盛りのはずの40代・50代に異変が起きている。長期間、働けずにいる労働者が急増しているのだ。彼らは求職活動をしていないため、雇用…

2018.7.10 自然災害そして犯罪

カメキチの目 こんどの雨はほんとうに酷かった。 私のところは土砂崩れ、洪水の被害こそなかったけれど(バケツをひっくり返したような豪雨だったらわからなかった)。だいたいは弱い降りでした。しかし連続して4、5日間ふりました。こういう経験は人生で初…

2018.7.6 蜂蜜

カメキチの目 ずいぶんと前になりますが、 好きなテレビ番組『報道特集』で、ミツバチのことをやっていた。 この番組はタイムリーな、たいせつな問題を取りあげます。 1時間のうち、たいてい二つの問題が報道されるのですが、「ミツバチ」はあとで、はじめは…

2018.7.3 浅見光彦シリーズ

カメキチの目 テレビのサスペンスドラマが好きなのでよく見る。 なかに、西村京太郎や内田康夫などよく聞く作家のものもある。 視聴率を上げるためか、テレビ局はサービス精神旺盛で、ドラマには鉄道や旅という場面がよく挿入される。 話の流れはそれほど複…

2018.6.30 いま愚直であること

カメキチの目 先日、大阪を中心に大きな地震が起こりました。テレビに何度も映し出される塀の倒壊やごく一部とはいえ家の火災は阪神淡路大震災を思い出させ、ゾーとしました。 (東北大震災の大津波によっておもちゃのように流されてゆく家々、車…。阪神淡路…

2018.6.26 見るべきほどのことは見つ

カメキチの目 「見るべきほどのことは見つ」 と、思いながら一生を終われたらいいです。 大きく出ましたが(笑)、「見るべきほどこと」というのは価値観のようなもの。 人によりそれぞれですから、人の数だけあることになります( その価値観の多様さを、本…

2018.6.22 Wさんに会う

カメキチの目 先日、病友Wさん(入院生活で同室。たいへん世話になった方、いまも血液検査を続けておられる)に会った。 退院してしばらくは年に3回くらい会っていましたが、2、3年前からは、1回。 こっちは胃、Wさんはベロ(舌)のガン。 血液検査。 私も5…

2018.6.19 出生前診断

カメキチの目 妊婦さんの血液から胎児の病気や障害の有無をたやすく調べられる「新型出生前診断」。 異常を告げられた多く(「ほとんど」に近い)の方が中絶され、なかには、そのことですごく悩み、心を病む女性がいることをNHKニュース番組で聞きました。 …

2018.6.16 戦争と正義

カメキチの目 ずっと前の「折々のことば」(朝日新聞)のことばが忘れられない。 「戦争とか争いごとって、すべて自分が正義であるという人が起こすじゃないですか」 石田衣良という作家の言葉。お名前をちらっと聞いたことあるぐらいで、小説を読んだことは…

2018.6.12 漁夫の生涯竹一竿

カメキチの目 禅語 漁 夫 の 生 涯 竹 一 竿 ぎょふの しょうがい たけ いっかん この言葉の前に次の言葉があります。 「山僧が活計茶三畝(さんそうがかっけいちゃさんぽ)」 山寺の坊さんが食ってゆくのには三畝の茶畑もあれば十分。 これより広ければ、土…

2018.6.9 『面白くて眠れなくなる進化論』②

カメキチの目 ② きれい好きもいれば、 (汚いのが好きというわけではないけれど)「きれい・汚い」にあまりこだわらない(要は、掃除したり片づけるのが面倒くさいだけ)者もいる。 「人生いろいろ」という歌があるけれど、人間もさまざま(「多様」なんです…

2018.6.5 『面白くて眠れなくなる進化論』①

カメキチの目 また生物の話です。 稲垣さんの植物、生物の本がたいへんおもしろかったので、『面白くて眠れなくなる…』シリーズから、こんどは「進化」についての本を読みました。著者は長谷川英祐さんといいます。 いちばんおもしろいと思ったところだけ二…

2018.6.2 フォルクローレ

カメキチの目 キラパジュン 「キラパジュン」といっても、ご存知の方は稀ですね。 南米チリの音楽グループ。写真はいつのころかわかりませんが、ネットで拾ったものです(なつかしくて、嬉しくて、インターネットにお礼したい)。 7名のこのミュージシャンも…

2018.5.26 ポピュリズム

去年の7月、『人間臨終考』という本の読書感想を書きました。著者は、ドキュメンタリー映像作家の森達也さんです。 森さんの、こんどは『不寛容な時代のポピュリズム』というのを読みました。 政治の「ポピュリズム」という言葉は、ようするに大衆に支持され…

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