カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2023-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2023.5.26 差別

いま住んでいる街は古い歴史のある土地だからか、歩いていると、しょっちゅう、 神仏に出あう。 私は自称「仏教者」だがいい加減な人間なので、いちいち神仏の区別はしない。 出あえばルーティンのごとく、みな(一方は杖を持っているから)片手で合掌してい…

2023.5.23 光合成

最近の記事(『死ぬ意味と生きる意味』)に、 ある「事実」も、それが自分と関係をもたないならば(関係ないと思い、考えるなら) その「事実」は当事者(自分)にとって「意味」(価値)はない、との引用を述べた ある「事実」は、自分の「アンテナに引っか…

2023.5.19 あれ以降のこと

あっという間にひと月が経ち、もうじき二か月だ。 これだけの期間でもたしかに良くなった。 が、私はまだまだ良くなると、ひそかに思っている。 (別に「ひそかに」でなくてもよいのだが、本人は病気のことを気にしており、私が「気にしない」 「元気を出し…

2023.5.16 事前指示書(リビングウィル)

②事前指示書(リビングウィル) 「事前指示書」も「リビングウィル」も、初めて知ったのは中年を過ぎてから。 (とても大事なことなので、もっと早く知りたかった。 生きておれば悲喜こもごも。突然、不幸や災難に見舞われることもある。 そんな深刻なこと、…

2023.5.12 死ぬ意味と生きる意味

『死ぬ意味と生きる意味-難病の現場から見る終末医療と命のあり方』 浅見昇吾/編 「死ぬ意味と生きる意味」、年ごろになって一人前に私も思い考え、悩んだ。 これぞといった一つの答えは出なかった。 (一つには絞れないがヒントを含め、いろいろ出た気がし…

2023.5.9 マトリックス

今日は「マトリックス」。 「マトリックス」とは、その物事の「基盤」、「母体」のこと。 この本での「マトリックス」のいわれかた、使われかたは次のとおり。 ーーーーー 「〈資本主義社会の「マトリックス」を超えて〉 学問の領域にも分業制が浸透していく…

2023.5.5 ロックとルソー

『資本主義に出口はあるか』 荒谷大輔・著 私たちが生活している現代の日本は「資本主義」社会といわれている。 が、「社会主義」社会といわれる現代の中国も、旧ソ連だったロシアなども、 生きるための土台、経済は「資本主義」化、よく似てきた感じがする…

2023.5.2 「哲学的思考」

『はじめての哲学的思考』 苫野一徳・著という本を読んだ。 「哲学」的な考え方、発想については前にも同じような本を読んで記事を書いた ことある。 (→2月7日「そもそも」) それとはまた別な観点、書き方の本で、とてもおもしろかった。 私としては二つの…

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