2025-10-01から1ヶ月間の記事一覧
「格差」という言葉が日本で聞かれようになったのはいつ頃からだろう? (昔から「貧乏」「金持ち」という言葉はあったが、二つを比べてビックリするほどの差、違いは 見られなかったのか、あるいは多くの国民が貧しかったのでごく僅かの「金持ち」との差、…
今日は最後で、 〈子どもと対話する意義〉 〈「受け入れる」のではなく「受け止める」〉 ーーーーーーーーーー 「〈子どもと対話する意義〉 子どもは大人にとって”当たり前”のことに疑問を投げかけてくる。 大人の世界では”常識”と言われ、考えたり行動した…
前回は哲学カフェでの八つの「哲学対話のルール」を引用・紹介しました。 (ルールを守ってみんなで対話、話し合うことそのものが「哲学する」こと) 今日は、〈哲学の存在意義〉ということです。 ① 哲学対話の効用 ② 自由のための哲学 ③責任のための哲学 ④…
今日は、著者が「哲学は誰にとっても、いつも必要」だと強く実感したという 「哲学カフェ」(ただ考えることが好きなふつうの人たち十数名が輪になって座り語り合う) での対話のあり方(「哲学対話のルール」)を紹介します。 ーーーーーーーーーー 「〈哲…
ゴーギャンの有名な言葉に 「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」 というのがあります。 そんなことどうだっていい、それがわかったところで飯が食えるわけでもないし という考えもあるけど、私はやっぱり知りたい! 自分はどこから…
最後です。 ⑤「その人が『生きて在ること』への畏敬の念」 ⑥「「生きる」ことは当たり前のこと」 ーーーーーーーーーー ⑤ 「臨床の現場では、「その人が『生きて在ること』への畏敬の念」みたいなものが 必要なときがあって、それがないと回復への歯車自体が…
今日は ③ 「負の感情」の処理費用 ④ 「相模原事件」が壊したもの です。 ーーーーーーーーーー ③ 「〈「負の感情」の処理費用〉 いろんな事情が絡み合っているから、「仕事と育児のどっちが大切?」なんて…決められない。 世の中には天秤にかけられないもの…
今日は ① 正常に「狂う」 ② 「降り積もる」 ーーーーーーーーーー ① 「〈「正常に「狂う」〉 (著者の仕事は、「この社会に存在する数々の問題について『言葉という視点』から考える」 だから、「正常に「狂う」」という言い方は、何らかの社会の問題を上っ…
前に荒井裕樹・著『障害者差別を問い直す』 を書きました。 その本の印象があまりに強かったので、また同じ著者の本を読みたくなり 探していたら、 『まとまらない言葉を生きる』 (グーグル画像より) というのが見つかり、読んだ。 これもとてもよかったで…