カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2026-01-01から1年間の記事一覧

2026.5.15 「便利」ということ

このごろの社会、政治には幻滅してばかり。 (トランプのイラン攻撃と、高市の国家情報局《日本版CIA》の創設、武器輸出解禁の話は 軌を一にしていることを、いまになって気づいた。 よその国の戦争でよその国の人が死ぬのはかまわない、むしろ世界には戦争…

2026.5.12 弱いロボット

『〈弱いロボット〉の思考―わたし・身体・コミュニケーション』 岡田美智男・著 (グーグル画像より) という本を読んだ。 ロボットのイメージは人それぞれと思うけれど、昭和人間の私は、 『鉄腕アトム』、『鉄人28号』というヒーローだ。 (もちろん、子…

2026.5.8 忘れないでおくこと

『忘れないでおくこと 随筆集 あなたの暮らしを教えてください 2』 という暮らしの手帖編集部のいろいろな著名人(私は知らない人がほとんど)の エッセイ集を読んだ。 (グーグル画像より) その中のお二人、木内昇さんと赤川次郎さんのものだけ引用、紹介…

2026.5.5 「100万回生きたねこ」のナゾを解く 

『「100万回生きたねこ」のナゾを解く』 宮崎哲弥・著 絵本『100万回生きたねこ』はあまりにも有名だ。 (『100万回生きたねこ』のあらすじは、ネットのAI概要によれば 「100万回の人生:王様、船乗り、サーカスの手品師、泥棒、おばあさんなど、 様々な飼い…

2026.5.1 「将来世代への責任」  「誕生肯定の可能世界」

おしまいはハンス・ヨーナスです。 (有名な哲学者ですが私は初めて知りました) ーー 1992年、仕事で子どもの福祉施設の建て替えを行った。 新しい建物は屋根が大きく広いので(まだ一般的に広く使用されてはなかったが) 将来のことを想って太陽光発電パネ…

2026.4.28  「生まれてこないほうが良かったのか?」

「生まれてこないほうが良かったのか?」と思うことは、なかった。 人生や人間について悩むことはあっても、「生まれてこないほうが良かった」 とはなかった。 ただ、老いたいま、すまして睨みつけるようなトランプ、笑顔で武器輸出の 高市と、表情は違えど…

2026.4.24 散歩で 春

杖があってもフラフラ歩き。地球の引力を感じ、自分の体重を強く感じる。 (これほど自分は重たかったのか…と感じるほど足先に全体重がかかっている、 集中している感じ) 体重のことだけではなく、視界が揺れて不快な気分もある。 で、歩くこと自体は障害者…

2026.4.21 目の見えない人は世界をどう見ているのか(最後)

今日は最後、〈言葉 他人の目で見る〉です。 この本で、視覚障害者、「目の見えない」人にとって、 「言葉」は「命綱」ということを痛感した。 視覚に障害があると、とくに全盲だと生きること自体が、 他人の助け(支援)抜きではあり得ない。 他人との意思…

2026.4.17 目の見えない人は世界をどう見ているのか(後)

今日は、本で「感覚 読む手、眺める耳」と書かれているところです。 (これで終わりのつもりでしたが書き足りず、もう一回「最後」を書きます) これまで漠然とではあるけど、「見えない」こと=「たいへん」なことだと、 自分が「見える」ので、その立場か…

2026.4.14  目の見えない人は世界をどう見ているのか(中)

2回目の今日は、「見えない人」にとって「見えない」世界はどういうものか? 「見える」側からすれば「見えない」はやっぱり不便だと思う。 「見えない」がいつもの状態なら、慣れる。 慣れて「見えない」世界が「普通」「当たり前」となれば、 「見える」=…

2026.4.10 目の見えない人は世界をどう見ているのか(前)

『目の見えない人は世界をどう見ているのか』 伊藤亜紗 著 子どものころ、田んぼのあぜ道を、この本の絵のように目をつぶり 杖を頼りにそろりそろりと歩いてみたことがあった。 気づいたときはすでに遅く、あぜ道の横、(道から下に1m以上あったような) 水…

2026.4.7 無力感

『僕たちの居場所論』 内田樹 平川克己 名越康文 (対談集) (グーグル画像より) この本は「居場所」がテーマですが、自由で楽しい対談になっていました。 いろいろな話がありましたが、どれもよかった。 (すごく心に残った一つの話題だけ引用、紹介しま…

2026.4.3  『東京PD-警視庁広報2係』

『東京PD-警視庁広報2係』というテレビドラマはすごかった。 私にはほんとうに見ごたえがあった。 (もう1回、来週、最終回があります) www.fujitv.co.jp あまりにも気に入ったので感想を書きたくなった。 (「アンタの感想なんか…」と無視せずお読みくだ…

2026.3.31 『障害をしゃべろう!』 熊谷晋一郎さん

今日は熊谷晋一郎さん。 ーーーーーーーーーー 「(2016年の「相模原障害者施設殺傷事件」の加害者植松聖の障害者殺人、排除の思想の衝撃) ① 「親御さんも苦しんでいるんだから、障害者が幸せかどうかは障害を持った人本人ではなく、 他人が決めていい」と…

2026.3.27 『障害をしゃべろう!』 東田直樹さん

『障害をしゃべろう! 上巻-『コトノネ』が考えた、障害と福祉のこと』 里見喜久夫(『コトノネ』編集長) 季刊『コトノネ』という本を出版されている編集長の里見喜久夫さんが、 障害の当事者をはじめ関係者などたくさんの方々にインタビューされたもの。 …

2026.3.24 たまたま

この前はビックリした。 後あといつまでも尾を引いている。 あのような目に遇うと、人生観が刺激される。 自分の生き方をふり返ってみなければならなくなった。 ーー 私は年寄りだから記憶は怪しくなっているけれど、おぼろげながらも 思い出せそうな人生の…

2026.3.20 ある日の偶然な出来事

「長く生きておれば…」というのは長く生きている私の常套句。 「…」は人生で出くわすさまざまな出来事のこと。 その中には生涯一度あるかないかのような偶然や突然も入る。 ーーーーー 1週間前、そんなことがありビックリした。 人にも車にもあまり遭遇しな…

2026.3.『限りある時間の使い方』 6

『限りある時間の使い方』は、ハイデガーの「自分は限られた時間である」が キーワードとして、いつも意識されていたので考えることが多かった。 今日で終わりです。 (㉒、㉓、㉔) ーーーーーーーーーー 「㉒ 〈忙しさ依存の悪循環〉 アルコール依存なら誰…

2026.3.『限りある時間の使い方』 5

今日は5です。 ⑲~㉑です。 ーーーーーーーーーー 「⑲ 〈時間と戦っても勝ち目はない〉 未来はいつでも、伸ばした手の少し先にある。… 何が起こってもおかしくなかった… 未来が確信に変わるのは、それがすでに過去になってからなのだ。… (ボーボワールの言…

2026.3.10 『限りある時間の使い方』 4

今日は4です。 ⑯~⑱ ーーーーーーーーーー 「死へと向かっていく存在 ⑯ (ハイデガーの「自分は限られた時間である」) 時間をどう使おうか、と一瞬でも考える前に、僕たちはすでに時間のなかに投げ込まれている。 この特定の時間、ほかでもない自分の人生の…

2026.3.6 『限りある時間の使い方』 3

今日は3です。 ⑪~⑮。 ーーーーーーーーーー 「ある生産性オタクの告白 (「生産性オタク」というのは「生産性」を人生のいちばん大切な目標に掲げていて、 それ以外の大切なことにあまり目が向かない人) ⑪ 本当に必要なのは時間を支配することではなく、コ…

2026.3.3 『限りある時間の使い方』 2

今日は2です。 1はイントロダクション(「はじめに」)を①~⑤に分けて述べました。 今日は続いて、「人生のベルトコンベア」「時計のなかった時代」、 ⑥~⑩を。 ーーーーーーーーーー 「人生のベルトコンベア ⑥ (本来、さまざまな科学技術の進歩・発展によ…

2026.2.27 『限りある時間の使い方』 1

『限りある時間の使い方』 オリバー・バークマン 著 (グーグル画像より) インパクトのある書名。 ひと言も奇抜で装飾的な言葉はなく、きわめてシンプルな題名だからこそ、 逆に惹かれるのかもしれない。 (インパクトは、もちろん中身にあります) 「時間…

2026.2.24 生きることは頼ること(おしまい)

最後の今日は⓾だけです。 (本には大切なことがまだたくさん述べれられていました。 が、ちょっと抽象的な言葉、表現が出てき、それらをうまく紹介する力がないので省略しました。 興味ある方は是非とも本をお読みください) ーーーーーーーーーー 「第5章 …

2026.2.20 生きることは頼ること(続き)

前回は「はじめに」と「第一章」でした。 今日は続きで「第二章」、⑥~⑨です。 ーーーーーーーーーー 「第二章 孤独と全体主義 ⑥ 強い責任は、「強い」主体を前提とする責任概念であり、人間を「責任のある者」と 「責任のない者」へと、排他的に分断する。 …

2026.2.17 生きることは頼ること

前回の戸谷洋志さんの『SNSの哲学』が私にはとてもよかった。 この人の他の著作も読みたくなり探していたら見つかった。 『生きることは頼ること-「自己責任」から「弱い責任」へ』 (グーグル画像より) 「生きることは頼ること」 そうもいえるなと思った…

2026.2.13 戦争さえなければ

衆議院選挙が終わった。 結果は大手メディアの予想通り。 (アンケート調査のた結果をもとにしているから、相手が自然現象か人であるかが違うだけで まるで天気予報みたい。 しかし、天気のような自然現象とは違い、投票は人が自分の意志によりできるものだ…

2026.2.10 SNSに偶然はあるのか?

国政選挙が終わった。 結果はあの通りで、ガクッときた。 何でかというと、圧倒的な力を持った与党は、しようと思えばなんでもできる。 (「多数決」により、今後の政治のかじ取りは自民・維新に一任されたと受けとめられた。 与党の《しなければいいけど》…

2026.2.6 『SNSの哲学』(前)

『SNSの哲学』 戸谷洋志・著 (グーグル画像より) 読みやすく、親切に書かれており、とてもよかった。 SNSはしたことないのでわからないけれど、魅力的なものらしい。 (しないのは、言いたいことを字数制限でまとめる能力はないし、ちょこちょこ面倒くさそ…

2026.2.3 個性とは言い換えれば「バラツキ」

今日は前回の続き、終わりです。 「バラツキ」「バラバラ」は、よくないことだと小さいときから教わった。 集団に秩序があり一体となることのすばらしさ、美が言われた。 (それを言うなら《軍隊はどこでもそうだけど》金総書記を前にした北朝鮮人民の集団演…

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