カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

その他もろもろ

2021.11.9 自衛隊

その朝、いつもの簡単掃除を終えるとテレビニュースが聞こえてきた。 自衛隊の大規模な訓練、演習の報道だった。 訓練、演習じたいは珍しくない。 「行われた」と事実だけが簡単につたえられます。 私の県内の演習場では、ときには実弾の誤射、砲弾の落下な…

2021.10.19 頭をグルグル

武田鉄也という歌手兼役者の人がいる。 いまは老人。 (若い方にはなじみがないかもしれないです) その人の『老いと学びの極意』という新書本を読んでいたら(本は本でよかったですが 感想ではありません)「海援隊」(3人のフォークソンググループ名)で活…

2021.10.1 ふたつの子どもの…

このところ、ふたつの子どもの事件・事故のことで胸をつよく揺さぶられることが あった。 (「見ざる聞かざる言わざる」という言葉がある。実のところ、虐待死事件など知りたくない。 が、知ってしまった。言わざるをえなくなった) (グーグル画像より) ー…

2021.9.21 犬も食わない

まったくつまらないケンカをした。 (双方の言いぶんが激突する、といったドラマチックなものじゃない) 「イヌも食わない…」というけれど、ド当たりしている。 (当事者には一大事であってもこれほど他人に「どうでもいい」ことはない) まったくつまらなく…

2021.6.1 読書記事

ブログをやろうと思った動機は、自分の人生にはまったく予定になかった障害者に なり、「さて、どういう気もちでこれから生きてゆくか…」と悩んでいたころ、 偶然、本屋さんで禅語の文庫本に出会い、知ることになった言葉がとても新鮮に 心に響き、その禅語…

2021.4.16 いのちはひとつ

「いちばん大切なものがわからなくなると、…」と前の記事に書いた。 大切なものは誰にだっていろいろ、いっぱいある。 あふれんばかりだ。 その「いろいろ、いっぱい」を根元で支えているものは「いのち」。 すべては「いのちあってのこそ」。 「いのち」を…

2021.2.16 森発言とオリンピック・パラリンピック

『イカの哲学』の続き(2回目)のつもりでしたが、森喜朗オリンピック パラリンピック組織委員会会長の女性蔑視発言で思い、考えさせられたことが あり、先にこっちを書きます。 二つです。 ① 森喜朗 オリンピック・パラリンピックはすばらしい。 近年、商業…

2020.12.8 ガードマン・警備員

寒くなった。 ふだんの外出は、必需品の買いものと身体のための(と写真撮影を兼ねた)散歩 くらいしかない。 歩いていると、ガードマン・警備員の方(ここでは銀行の 大金や大きな店舗の売上金などの輸送にたずさわる人、身辺警護人はさしません) をよく見…

2020.11.13 さらば 大バカトランプ

アメリカ大統領選挙の勝敗は気になったけれど(国民の「分断」状態を想像する だけで吐き気がするのでいつまで続くのか、トランプ政治がたとえ経済を上向きに していても彼が再選されないことを願っていた)、もし再び当選することになれば そういう事態をど…

2020.11.10 水飲み鳥 その後

前に水飲み鳥のことを書いた。 一昨年の秋の旅で新潟県の月岡温泉で買った。 一般的なガラス製品でずいぶんむかしに流行った。昭和のにおいがする。 別に温泉土産としではなく、おもしろいので買ったが、旅の記念にもなっている。 「水飲み鳥」という一般的…

2020.10.20 「バルブ」と「バブル」

「バルブが閉まりにくい」とか、「…が緩んだ」とか 「…が潰れた」「…が壊れた」と言う。 バルブとは水やガスを管の元や途中で出したり止める開閉操作の器具のこと。 水道パッキン交換修理くらいなら自分でやったという方にはおなじみです。 言葉はよく似てい…

2020.10.13 「もう、乗り遅れても良いだろう。」 

久留米じぃじさんという敬愛している方のブログがあります。 先日の記事に 「もう、乗り遅れても良いだろう。」 というのがありました。 このタイトルをひと目見るなりクスッとしました。 (じぃじさん、同じ題名を使ってゴメンなさい) 久留米じぃじさんは…

2020.10.9 自殺

少し前、若い俳優さんが3人も自殺、他界された。 (ご冥福をお祈りします) みんな有名な方らしく、私のように芸能界に疎い者でも、あの人たちが出演されて いたテレビドラマはみたことがある。 何が原因なのかはよくわからないようだが、何であれ、自分で死…

2020.9.8 分 Ι 断

人種差別の残酷さをこれほど強く感じさせた出来事は、 トランプが大統領になるまでは(覚えている限り)南アフリカのアパルトヘイト、 昔のアメリカ映画以外ほとんどなかった。 国民を「分断」する怖れはトランプが大統領に なった当初からいろいろなところ…

2020.8.18 直感

「直感」は前にも書いたことありますが、意味は辞書により微妙に異なり、 どうもみなしっくりきませんでした。 最近また直感を強く思うことがあったので、しつこくネットを調べたら 「なるほど!」というものにぶつかりました。 いわく、「第一印象」みたい…

2020.7.17 黒塗り・黒潰し

カメキチの目 老人と呼ばれるにはちょっと早い年で事故に遭い、 障害者となったが、 その体験は「人生」に目ざめた 思春期のように重かった。 それからは、「生きていれば何でもある(起きる)」 と思うようになった。 たんたんと過ごす、きのうと同じような…

2020.7.14 豪雨災害

カメキチの目 常日頃、「災害」「防災」などにほとんど注意が向かない者の「たわ言」 (科学的事実の誤解ほかたくさんの誤りがあることでしょうが、かまわず) になりますが、こんどのような悲惨な自然災害が起きるたびに、やり切れなさ とともに、何で根本…

2020.6.30 「慣れ」・「最初の一撃」

カメキチの目 夕方、テレビ体操を日課としてやっている。 これまでいろいろな運動を試みたが、今はこれに落ちついている。 (入院していたときリハビリで教わった運動《それに飽き》、足首に重りを 撒きつけ脚を上下に動かす運動《それにも飽き》、階段歩き…

2020.6.19 刑事ドラマ

カメキチの目 コロナ禍が起こるまでは、テレビ局が放映する刑事ドラマの最新作品をみていたが いまは再放送作品がほとんどです。 大勢の芸能人がしゃべって笑うバラエティー番組が花盛りだけどこれらも再放送? テレビも「新しい生活(しかた)」を求められ…

2020.5.26 なんでブログを?

カメキチの目 「アンタなんで ブログをやっているの?」 と聞かれたら、私はなんと答えよう。 ウ~ン…迷う。 迷いながらも続けている。 迷いながらも続けているのは、次にあげる三つの 理由からのような気がする。 一つ 迷いを打ち消すほどたっぷりとした時…

2020.5.19 定年退官予定の黒川検事長を検察トップに据える「検察庁法改正案」

カメキチの目 (国民の強い反対の声が上がり、今国会での「強行採決」はなくなりましたが、 きのう書いた記事を発信します) 「検察庁法改正案」とかけてヘタな「手品」と解く。 その心は、「よそに気をひきつけている間に…」。 (ちょっと苦しい、ヘタなな…

2019.3.24 赤木俊夫さん

カメキチの目 ついにわかった。知った。 NHKはじつは当初から遺書の存在という事実をつかんでいたのに、 政府のお達しかNHK側の忖度か知らないけれど(どっちでもいい)、 明らかにするとあまりにエライことになる、衝撃が走ると、事実を隠蔽し、 局内全部に…

2020.3.20 独善的

カメキチの目 私は自分を独善的な人間だと思っている。 そのことは夫婦喧嘩によくあらわれている。 恥ずかしいが夫婦喧嘩が多い(かった)。客観的に多いのかどうかはわからない (ヨソさまのことは調べたことがない。ただ自分たちのそれが少なくないのは 確…

2020.2.21 業

カメキチの目 前に西行のことで、こう書いた。 (人間は)「花や月を愛でながらも殺戮する」。 その記事のBコメントの中に、敬愛している読者よんばばさんから(人間の) 「業の深さ」という言葉があった。 「業」は自分にとって10の気になる言葉の一つに入…

2020.1.21 「多様性」ということ

カメキチの目 少し前に、私たちが当然のように思っていること、 信じこんでいること、前提としていることに対して そうではない(否定するわけではない)別な考え方や世界が ある、世の中は多様性に満ちていると想像してみる ことのたいせつさを書いた。 「…

2020.1.17 カルロス・ゴーン

カメキチの目 ゴーン氏は、やましいとは思っても違法なことを したとは思っていないから、被疑者になることに 「寝耳に水」くらい、とても驚いたことだろう。 (外国の人だから「寝耳に水」は知らないだろうけど、そこまで驚いたのは私も 経験がある《自分が…

2020.1.14 正月

カメキチの目 「正月」を迎えて早や二週間。 (いまさらだが、「迎える」という言葉、使い方に日本語の豊かさを感じた) 「迎えた」や「改まった」というより、 「また歳とったー」という感のほうが強くある。 ---------- ■ 正月気分 (クリスマス…

2019.12.6 桜を見る会

カメキチの目 アフガニスタンで、そこの人びとのために地道な 活動をされている中村哲さんが亡くなられた。 (アフガニスタンをはじめ中東の人びとから親しまれ、友好的だと思われていた 日本。それがアメリカの仕かけた2003年のイラク戦争のころから変わっ…

2019.11.4 「国」?

カメキチの目 ■ 今年の3月12日、「日航123便墜落」という記事を 書いた。 その歴史的な航空機の墜落事故。 国は、事故原因は(「流行語」になるようにまで繰り返された) 「圧力隔壁」とか「金属疲労」だとの35年前の発生 当時からの言い分を変えてはいない…

2019.10.8 「ノ・平」はぜひともトランプ氏に!

カメキチの目 「読む・考える・書く」というブログに、 いま世界中で大きなニュースになっているグレタ・ トゥーンベリーさん(16歳の少女)が国連気候行動 サミットに出席し、訴えたことを(もちろんブログは、グレタ さんに共感されて書かれているのですが…

<