♭ おたずねくださり、ありがとうございます ♯
(人目の方)
先日、また禁をおかし、すごく落ち込んだ。妻とケンカをしたのだ。
原因は私のおかしたちょっとした失敗である。たいした失敗ではなかったが、それを指摘されたのがイヤで私は言い返した。ホント、つまらないことになった。バカみたいなことになった。が、「覆水盆に返らず」。いったん出た言葉は取り消せない。
「言いわけはすまい」という誓いは反故にされた。とっさに私は自分を責めた。
(「それでもオメェは人間か?」。ドラマなら、こういうところだろう)
元凶は「障害」だ。
だが、「障害」というものがポカンと浮いてあるのではない。その正体は「私」である。ふだんの生活のなかで「障害」の失敗が出ないよう極力、気をつけているつもりが、「敵」はなかなかのものだ。独立した生き物であるかのようにふるまう。まるで「魔物」だ。それが自分の奥深く、ひそんでいる(と自覚せねば…)。
ケンカでの「自己嫌悪」(感)は、若いときとちっとも変わらない。
こんどのケンカでは、はじめて、ブログをやめよう(やめなくても休止)と思った。ずいぶんとエラそうなこと、調子のいいことを書いてきているが(みんな真にそう考え、思うこと)、それらがウソっぽく思えてきた。
しかし、やめたからってどうなるものでもない。
こんなときは寝るのがいちばん。寝れば(明日になれば)何とかなる。
で、こんども何とかなった。が、小心者の私は、いつもその都度、ヒヤヒヤしている。
いつも脳天気なのじゃありませんぞ。そのときどきが真剣勝負なのです。
蝋梅(ロウバイ)も、この寒さのなか、真剣に勝負しています。