カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2014.6.26 もうじき8年 その②)

 

 

  ♭ おたずねくださり、ありがとうございます 

  

 (ブログパーツUL5人目の方)

 

 

「ちょっと大げさ」といわれそうだが、①のグチは、なさけないが、実感です。

 ただ考えてみれば簡単にわかるが、私がいくら障害の不快さを訴えても、しょせん自分の身体の範囲・エリア内のこと。その体感が他人に伝わるわけがない。

 それに伝わったところで、「いくらのもん?」なのだ。

                           

                            

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 ひとりの人間が生きるということは、具体的なこまごまとした事実・できごとの積み重ねである。ジンセー、生きるの「面倒くさい」。

 だから、だれの人生も「たいへん」なのである。いろいろある。

「これでいいのダ!」という『天才バカボン』のパパの一言が、心にひびくようになるまでに、私は40年かかった。

 

 ある晩のテレビ『クローズアップ現代』で。

 親の介護をするため、学校に行けなくなったり、決まった就職を辞退したり、将来の夢をたち切らざるをえない若者たちが映っていた。彼らの姿に釘づけされた

 まだ60前に認知症になった母にかいがいしくスプーンを運ぶ娘さん。いまはともかく「自分がこうするのがいちばんです」。

 そのうち絶対、いいことあるよ。

 

 こういうのをみると、自分を相対化せざるをえなくなってくる。つまり、私のせおっている問題というものが小さくなってゆくのである。

 あげくノープロブレム。つまり、こんなの問題ではないわな!となってきた。

 

                                ちりとてちん

 

 

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