カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2014.11.20 別府の湯③)

  ♭ おたずねくださり、ありがとうございます 

  

 (ブログパーツUL5人目の方)

            

 

                                                                          

 受け付けでの言葉(「口で説明してもわからない。行けばわかる。ウロウロしたらわかる」)を胸に、入場した。

                     

 敷地は広く、施設は古い。素朴な造りである。しかし、そういう人為的な部分はどうでもいいという感じがし、私なんか好きだ。

 露天風呂はワイルド。まるで池のようである。

 すぐに、「コロイド湯」という、半露天で長四角の形をした内風呂に行き着く。ここに浸かるのは本命の大露天風呂への「手ならし」、いや「肌ならし」といったところか。

 ケガをしないよう細心の注意をはらい、時代劇に出てくるような手すりをぎっちりつかみ(両手を交互に替えるので、タオルであそこも隠さねばならぬしたいへんだった)次の大露天風呂に移動した。

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 入り口からちょっと段差があり、下の湯ぶねに降りた(というより転がり落ちた)。

 ビックリした。

 底は100㌫泥の座布団である。

 座布団に座ったというより、尻が泥と一体となったような感触である。「とろける」という言葉があるが、正しい意味においてまさしくそうであった。ともかく、精細なのだ。やったことないがCMの泥パックというのはこんなのか、と私も顔に塗りたくってみた。気がつかなかったが、耳の奥に入りこんでいたらしく、上がってから「なに?コレ…」ときかれた。

 あまりの楽しさに、だれかに声をかけたくてしかたなかったが、まわりからは日本語は聞こえず、外国語がとび交っていた。中国語や韓国語を解さない私に、「こっち、すごいですよ」なんて言えるはずがない。残念だった(こういうところから始まる他国の人とのふれあいって大事なんだろうなー)。

 

 ほかの温泉地なら、なにもかも忘れてただボゥーとするというのもいいけれど、別府ではそれだけでは何かもったいないと思う。もったいないったらもったいない。

 

                             ちりとてちん

 

 3 ねこ

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 しばらく、こんなかわいのを折ってみます。これもきわめて簡単。

でもあらためて見ると、いいですね。

もちろん、「ねこ」のことです。

 

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