カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2015.5.16 いい番組をみた)

 おわび 前回の『折々のうた』の〈うた〉は間違いで、正確には〈ことば〉でした。   

    すみませんでした(もう訂正しています)。

 

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   おたずねくださり、ありがとうございます 

  

   

 

 

 

 

 テレビをつけたら、オヤッ?

 おだやかな顔がふたつ。

 ドキュメンタリー番組である。

  

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 日本海にほど近い丹後半島の山あいにある小さな 集落に、梅木好彦さん(68)と妻の久代さん(65)が、ほそぼそと暮らしている。

 私たちよりちょっと年上。それに、ずっとずっとたいへんな暮らしだ。

 久代さんは、聞こえず・みえずの二重の障害がある。   2歳のとき高熱で聴力をうしない、10代のときだんだん視力がなくなり、いまは完全に目が見えない。

 

  おふたりがいっしょになったのは40過ぎてから。

 好彦さんは若いときから人間の理想的な生きかたを自給自足に求め、作家・武者小路実篤が掲げた「自然共同体的な村づくり」に共鳴し、参加したことがある。

 ところが、40を過ぎたころ、ふと自分のそんな生きかたに疑問を感じ、人間の理想は「だれかのために生きる」ことにあるのじゃないかと思い、障害者のボランティアをした。

 そこで出あったのが久代さんである。そして結婚。

 

 テレビは、おたがいがおたがいの手を取り、手のひらに何か文字みたいなものを書く場面をよく映し出していた。相手に言いたいことを言い、伝えたいことを伝えるために「触手話」していたのだ。

                        

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 私は、普通の手話より複雑、むずかしそうな「触手話」という意思疎通の手段があることを、恥ずかしながら、はじめて知った。
 
 しみじみとした時間が、テレビの前の私たちのうえにも流れていった。
 人が生きる、生活するとはこんなシンプルなものなのだ、と思った。
 ナレーションがよかった。女優・樹木 希林(きき きりん)さんの声、しゃべり方が番組にマッチしていた。
 
 
                  ちりとてちん
 
51 紙ヒコーキ

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紙ヒコーキを折らせば、私は名人級ではないか。

子ども時代だけでなく、仕事が小さい子ども相手だったのでおとなのメンツもあり、いろいろ工夫しました。

ちょっとの「折り」の違いで飛び方がまるで変わる。とにかく、おもしろいです。

 

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