カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2015.7.22 つぶやき(いや、グチ)①)

 

            f:id:kame710:20150223121529j:plain

   おたずねくださり、ありがとうございます 

  

   

 

 

 

 

 

 私は身体障害者である。

 

(わかってる。そんなこと、自慢せんでよろしー)

 

 ふだん、そのことは「事実」として受け入れ納得して生きているが、ときどき泣きたくなってしまう。

 

(泣けばイイのじゃ。それで気がすむなら…)

 

が、古い男なので泣くわけにはいかない。

                               f:id:kame710:20150719141230g:plain

 酔っ払いの千鳥足とまちがえられそうなフラフラ歩き。

 

こけないために杖ついているんかのぉー)

 

 平衡障害。バランスがとれないからと理由はわかっていても、できないことがいろいろいっぱいあり、なさけないことこの上ない。

 

(そうか、そうか。そりゃ、「ウウゥ…」じゃて)

 

 で、慰みに少しおどけ、「なんでこうなるの?」と言いたくなる。

 

(そう自分をちゃかすのはたいせつじゃ!むずかしく言えば「自分を対象化する」ということじゃな) 

 

 こうして書くのにキーボードに向かえば、隣りのキーと打ちまちがえる。

 

(まちがえてもイイ。「人生は長くて短い」。…ありゃ、ワシはなにが言いたかったのかのぉ?)

 

 なんどもまちがえる。目と指の動きがうまく合ってくれない。視力は1.2から0.3に落ち、視界は30度くらい狭まった。「眼振」(視界が揺れ、そのエリアはしばらくすると移動する)と「複視」(いつも、目が寄ったように像が二重にみえ、どっちがホンモノかわからなくなる)が重なって、ますますみえにくくなる。で、運転免許も手ばなした。

 

(事故を起こす前に返してよかったのぉ。ところで免許証返納者にはなんか特典があったが…)

 

 だから、なにかをみているときは闘っている気分だ。闘っていてると疲れるので、ときどき目をつぶる。


(つまり、「休む」ということじゃな。それは大事なことじゃ。

人生も疲れることがある。そのときぜったい「死」んではならぬ。「休む」「休憩する」んじゃ。

いくら長くてもいいぞ。そうすりゃ、思わぬことが起きてくるわい。ビックリすることがな)

 

                 ちりとてちん

 

71 長かぶと

f:id:kame710:20150522213054j:plain

折り紙の本では「長かぶと」とあるのですが、

だれが、どんなとき、かぶるのでしょうか?

 

<