カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2015.8.1 夏休みがくれば思い出す)

 

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   おたずねくださり、ありがとうございます 

  

   

 

 

  ああ暑い。

 

 暑いといえば、「夏休み」。

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 大むかし、中学生だったときを思い出す。

 夏休み前の教室。担任の先生がきいた。

「夏休みはどうしてあると思う?」

 クラスのみんなが、なんかむずかしそうなことがあるのかと思い、脳ミソの少ない頭でしんけんに考えた。

 しばらくして先生は答えた。私たちのしんけんに考えこむ姿を楽しむかのように。あざ笑うかのように。

「暑いから」

 人を食ったような答えを口にした。

 

「人を食う」という表現はまだ知らなかったが、知ったいまではそれがいちばん当たっていると思う。

 当時まだ30代はじめだった先生の倍の歳になり、遠いむかしの思い出はごくごく僅かで、思い出すことはもっと僅かなのに、思い出すとは。

(これはよほど私の心を刺戟したにちがいない)

 

 この教師を私は嫌っていた。鼻もちならない(と私には思われた)姿・態度、すべてがイヤだった。

 そういうのが、たぶん、このエピソードに凝縮、象徴されているんだろう。

 まだあった。その先生は3年生のときも担任。卒業後の進路相談で、希望校を言うと「お前の学力ではムリ」と決めつけられた。コンチクショウ、見ておれ!

 彼を反面教師とし、こんにちまで私は生きてきたような気がしないでもない。

 その教師。また思い出したくないことを思い出した。

 私とて故郷を「ここは『いなか』」と心底おもっていたが、その先生には言われたくなかった。彼が言うといなかをバカにしているような感じがした。

 

 で、どうしたかって?

 どうもしない。

 私も昔は純で(?…)紅顔可憐(?…)な少年だったので、教師にさからうなんてアリえなかった。

 

 いま、このブログでとってもステキな先生に出あった。 

 そして想った。願った。-こんな方が担任だったら 

             なぁ。

             孫の担任の先生がこんな方で

             ありますように-  

 

                  ちりとてちん

 

74 パクパク

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おなじみパクパクです。

絵は思いのまま。

こんな単純なのを子どもは喜ぶんですよねー。

「いないいない、ばぁー」。大好きですね

 

 

     

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