♪ おたずねくださり、ありがとうございます ♯
ああ暑い。
暑いといえば、「夏休み」。
大むかし、中学生だったときを思い出す。
夏休み前の教室。担任の先生がきいた。
「夏休みはどうしてあると思う?」
クラスのみんなが、なんかむずかしそうなことがあるのかと思い、脳ミソの少ない頭でしんけんに考えた。
しばらくして先生は答えた。私たちのしんけんに考えこむ姿を楽しむかのように。あざ笑うかのように。
「暑いから」
人を食ったような答えを口にした。
「人を食う」という表現はまだ知らなかったが、知ったいまではそれがいちばん当たっていると思う。
当時まだ30代はじめだった先生の倍の歳になり、遠いむかしの思い出はごくごく僅かで、思い出すことはもっと僅かなのに、思い出すとは。
(これはよほど私の心を刺戟したにちがいない)
この教師を私は嫌っていた。鼻もちならない(と私には思われた)姿・態度、すべてがイヤだった。
そういうのが、たぶん、このエピソードに凝縮、象徴されているんだろう。
まだあった。その先生は3年生のときも担任。卒業後の進路相談で、希望校を言うと「お前の学力ではムリ」と決めつけられた。コンチクショウ、見ておれ!
彼を反面教師とし、こんにちまで私は生きてきたような気がしないでもない。
その教師。また思い出したくないことを思い出した。
私とて故郷を「ここは『いなか』」と心底おもっていたが、その先生には言われたくなかった。彼が言うといなかをバカにしているような感じがした。
で、どうしたかって?
どうもしない。
私も昔は純で(?…)紅顔可憐(?…)な少年だったので、教師にさからうなんてアリえなかった。
いま、このブログでとってもステキな先生に出あった。
そして想った。願った。-こんな方が担任だったら
なぁ。
孫の担任の先生がこんな方で
ありますように-
74 パクパク
おなじみパクパクです。
絵は思いのまま。
こんな単純なのを子どもは喜ぶんですよねー。
「いないいない、ばぁー」。大好きですね。