♪ おたずねくださり、ありがとうございます ♯
打ち上げや仕掛けの花火をみた。
ほんものである。
障害を負ってからはずっとうそものだった。
テレビ画面に映ったのをみた。テレビのスピーカーをとおして聞いた。
やっぱり、“生”はいい。ビールと同じだ。
子どものころ、大きな花火はみたことがない。
もっぱら、家庭用花火しか知らなかった。
線香花火とネズミ花火が、私にはいちばんだった。
線香花火のクライマックス。先っぽがまっ赤になった玉がちょっと揺らめき、本体にとどまっておくのがたまらないようにポトン。地面に落ちてゆく。
ネズミは、ちびてあと少しとなった黒のクレヨン状の本体が、手品のごとくヘビのようにモクモク、続いて出てくる。
いまも駄菓子屋さんやどこかで売っているんだろうか。
ハシゴすれば別だが、一年に一度だけしかみれない大花火。桜みたい。
みるべき価値は十分にあった。
日ごろのご愛顧にこたえ、屋上を開放するだけでなく、イスを並べ、安全な誘導までしてくさった近くのパチンコ屋さん。
(パチンコしないで申しわけないないです)
ありがとうございました!
81 チューリップ
チューリップを作ったのですが、子どもには葉が機首部分で花が噴射の後部に見えたようで、飛ばされてしまった。
「ヒコーキじゃないぞよ!」