カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2015.9.9 日常の七不思議①)

                                                  カメキチの目

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 不思議だなと感じていることを、書いてみる。

(気が向けば、そのうち二、三と続けるつもりです)

 ■その一 ツレは子や孫に、なぜあんなに世話をやくの

     か?めんどうをみるのか?

 

 私はフェミニストではないが、若いころから男女平等を唱えていた手前、彼女のすることは手伝わねばならないと思っている(そもそもが「手伝う」という非主体的な態度・姿勢自体が問題ですが)

 思っていても、聞こえないふりをしている。

 子や孫への世話などはよけいだ。と、考えている。

 まあグチグチ考えるぶんにはいいが、チラリ。彼女の忙しい姿をみると、心はうずく。うしろめたい。

 

 長く生きて、いま、男女の違いを強く感じている。

 若いときには気づかなかった、気づいていてもそれ以上は思わなかったことが、たくさんある。

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   いちばんは、子どもへの「愛情の深さ」。

 愛情深いのはなにも女性の特権ではないが、(「イクメン」と呼ばれる男性をおもってください質が違うような気がする。

 女性はこまやかだ。男性のように大ざっぱでない、粗くない。「痒いところに手が届く」。それに(良い意味で)「重箱の隅をつつく」ほど濃密だ。

 ツレをみていると、感心を通りこし、あきれるほどである。「そんなことまで…」

 

 たしかに女性の愛は偉大だと思う。

「山のような父」も、陸地は沈んだところから立ち上がり、そのとび出たところを山と呼ぶが、「海のような母」のふところの中にある。

 男なんてしょせん、三蔵法師(女性だとして)の掌で踊っている孫悟空のようなもんだ(と思う)。

 

 〈オマケ〉

 男がとかく社会的なことに首を突っ込みがちなのに、女性はあまり興味・関心がわかないようである。そんなことよりだいじなのは「こんばんのオカズ」「子どもたちには何しよう?」

 この前の『おどろきの中国』という本を遠慮がちに宣伝したら、ツレは「ヘェー、そう…」でオシマイだった(無視よりマシ)。 

 それでも、(社会的な興味関心が)役に立ったこともあった。

 青春時代。ウブな彼女に私は社会の理想を熱く語った。結果的に「ダマす」ことになり、結婚した(もちろん、そのつもりはなかった)。

 人生はわからない。

 

                   ちりとてちん

 

84 木

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三角と長四角をくっつけただけで、おとぎ話の世界です。

きわめて単純なのですが、色と形が織りなすハーモニー。いいですね。

うっとり!しそうです。

 

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