カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2015.12.9 両忘)

 

 

                                                  カメキチの目

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 きょうからときどき、私がブログを始めるきっかけの一つとなった禅語を書こう。

 

両忘(りょうぼう)」

 

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 黒白つける、という極端な考えはやめようということ。

 〇か✖か 好きか嫌いか 善か悪か 保守か革新か…

若いころの私はそうだった。

 

 そうだったが、学校生活で、友人Bに「おマエはAともつきあっているだろ。八方美人だ」と非難された。

  私にはAもBも友だちだった。が、AとBは敵対していたので、どっちにもヘラヘラしている(ヘラヘラしていとは思わないのですが)私は許せなかったらしい。

 そのうち私はしたいことが変わったといって学校をやめたが、もうひとつ、チマチマした人間関係の世界をとび出したかったこともある。

 しかし、それをわずらわしいと感じ、そこをとび出すという極端な選択をしたのは、それ自体が黒白だった。

 

 黒白思考という両極端な考えをせず、灰色を認める。

 ということは、いい意味では「中庸」であり、ほどほどである。でも、わるい意味ではいい加減ということだ。

 もちろん、いい加減ですまないことがある。が、そんなだいじなことはそうそうあるわけではない。

 

 基本は中庸。灰色(ともかく幅が広く、多様だ)。

 自分をそんなふうに相対化すれば、意地を張らなくてよい。相手も相対化され、まあまあ…の、妥協しあう関係だ。相手を認め、自分を認める。

 謙虚で寛大(やさしく)になれる。

 それがいい意味で“大人”になるということか。

 

 子どもからだんだんに大人になってゆく。

 白がだんだん黒になってゆく。

 しかし、まだ完全な黒、漆黒には至ってはいない。

 こんな歳になって、やっと大人に近づいた。

 しかし、どっちが先だろう?(私は大人になる前に死ぬかもしれない…)

 

 ウン?… 生・死。

 それは、黒・白みたいにはっきりせんとイカンのかな…生と死の間、灰があってはイカンのかな…

 ハテハテ?

 

 

                   ちりとてちん

 

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もう12月。

12月といえばクリスマス。

クリスマスといえばサンタさん。

サンタさんといえばコレです。

 

 

 

 

 

 

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