カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2015.1.19 科学技術②)

 

                                                  カメキチの目

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 さいきん、またも北朝鮮が核実験をした。

(「北朝鮮」というよりあの独裁者とその取りまき連中と言ったほうが適切なのかもしれないですね)

  独裁者・金正恩キム・ジョンウン)は、一個人。

 取りまきが何人いるのか知らないが、みんなYESMANに違いない。NOといえば抹殺か…

 

 おそろしい…

(この前も権力争いでだれそれが粛清されたと聞いたばかり。「粛清」なんて言葉はもう死語だと思っていました)

 過去のこととはいえ(いや今もあるのかな?)自国のために他国の民を平気でさらう、拉致という人権侵害を思うたびに鳥肌が立つ。

 

 でも、考えてみた。

 もともと朝鮮半島は一つ。いまは南に韓国があるけれど、かつては北も南もなかった。

 日本で名古屋くらいを境に東と西に、しかも遠い大国が自分たちの都合で勝手に分け、しかも自由な往き来ができなくなったらどうだろう。

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 第二次世界対戦後、アメリカを中心とする自由陣営が旧ソ連に対抗するため分断した。

 アメリカは自らの利益のために日本を「支配」下に置き、今じゃ「仲良く」やっているが、いまだ原爆投下の正当性を主張し、日本に誤ってはいない。

 

 あ~あ…混乱する。

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  ある思想家の本をいま読んでいる。

 2011.3.11の福島原発事故が、チェルノブイリとは違った意味で時代を画する世界史的なできごとだという、著者の文に強くひきつけられた。

 

 本のごくごく一部に、ちょっと自分の思いを足せばこうなる。

 地球の有限性(環境汚染、資源の枯渇、人口爆発、南北格差の拡大etc)が温暖化、気候変動、酸性雨、大気汚染、エネルギー危機、巨大産業事故の続発、また食糧危機といった形で現れている。

 とくに南北格差の問題は、同じ地球の住民として、ついこの前までは(ケータイ《スマホ》、インターネットが出まわるまで)北の裕福を南の貧乏がうらやむことはなかった(なぜなら、南の人たちの多くは北の世界を知りませんでした)

 ところが、2001.9.11アメリ同時多発テロが起きた。それは、南北格差問題のあらわれ、ともとらえることができる。

 

 こんどの北朝鮮の核実験を、そういうところからみることもできるのだろうか。

 

 

                   ちりとてちん

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