カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

カメキチの目(2016.2.6 ある日のつぶやき)

 

                                                  カメキチの目

              f:id:kame710:20150902114233j:plain

   

 

 

 

 

「隠居」すると、じっさいの世間が遠のき、刺激がきわめて少なくなる。

 

 いま、「刺激」といったけれど、なにもそれが欲しいとか、不足気味だといっているのではない。

 刺激がないというのは、波風が立たないということで、穏やかさ・平和を好む人間にはサイコーである。

 

 ここでは「隠居」=退職ということであって、じっさいの世間といったのは職場である。仕事することにつきまとうモノゴトだ。

 仕事そのものや人間関係など、さまざまなストレスから解放されたということ。

 ところが、そこからは脱したが生きている限り、外からの(いや内からも)刺激、情報の伝達は続く。

 どうでもいいものが多いが、なかにはたいせつなものがある。

 一方的に与えられているばかりでなく、自ら選んだものもある。ニュースとブログである。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 ニュース

 焦点が定まりにくく、それにあの大きな紙面をめくるのが難儀で、新聞はあまり読まない。ほとんどはテレビにたよっている。

 ブログ

 じつは、退職したら福祉ボランティアをしたかった。

 が、福祉サービスを受ける側に回った(しかし、障害を負っても志が強かったらやれたと思う)。回っても、なるべく自分のことは自分でしたい。それには、これ以上は身体の機能も頭の働きも減らしてはいけない。

 で、そこに「山があった」から山登りを始めたように、そこにパソコンがあったので手指のリハビリにいいし、脳にもいいのでキーボードを打った。

 せっかく障害者になったのだから、ブログをしてみようと思った。

 

                        f:id:kame710:20160128113945g:plain

 いま私にとって、ブログは大きな位置を占めている。新しい「仕事」だとみなしている。

 仕事にしては、一回分の文は短いし、更新頻度も少ないが、自分の能力に応じたムリのないペースはこんなものだ(だから「」つきの仕事です)。

 もちろん義務ではないけれど、「義務」にしている。

 

 お相手してくださっているみなさん。ありがとうございます。

 

                   ちりとてちん

 

 

<