カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2016.8.26 ネット

 

 

                                                  カメキチの目

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 現代は、現実の社会から遠ざかっても、すぐ近くに「ネット」という新たな社会がある。

 ネットは「仮想」・「バーチャル」といわれる。否応なく生活せざるを得ない「現実」・「リアル」ではないのでイヤならしなければいい。本やテレビと同じですね。

 ネットにはパソコンやスマホなどが必要だ。

 これらの道具は、いろいろな機能があり未知の可能性もあるのだろうが、私は字を書き、写真を取り込みアルバムとして整理する以外、インターネットがほとんど。

ポケモン・ゴー」はスマホを持っていないのでやれませんが、「トトロ・ゴー」があったらスマホを買いたいとツレが言っております。

 

 ネットというのはまったく革命的な文化だ。

 百科全書であり、人と人を結びつけてくれ、またたく間に国境を越える。地球を狭くした。

 ネットといえばSNS

 私はブログを始め、世の中にはいろいろな方がおられ、さまざまな世界があることに強く驚いた。

歳をとればとるほど自分の世界がどれだけ「井の中の蛙」状態か、自分がナンボの者かを思い知らされます。

 単なる知識や情報を得るためには本やテレビ…などがある。

 が、それらはよくいわれるように一方通行。私たちはただ与えられ、受けとるだけだ。

 

 ネットの観点から、前に読んだ河合隼雄さん(心理学者)の本に、青少年から「大人になる」ということのむずかしさについて、述べられていたことを思い出した。

 河合さんはいう。

 大人になることの一つに、多種多様な意見、考え、思いが世の中にはあることを知り、たとえ自分とは違っても、それらとうまくつき合ってゆけるようになることをあげていた。

 せっかくネットが登場し、誰とも交流ができるようになったのに、若い人たちだけではないですね。は同世代、同じ趣味・嗜好…では交わっているが、固まっている。「流れて」いない。

 それはそれで必要であるし、いいけど、仲良しグループが閉鎖的となっては少しサミシイ。同質集団で終わってしまうのはもったいない。

 老若男女を問わず、さまざまな人たちと知りあい、いろいろな世界を訪ねてみるといい。

 どれほど刺激されるか。

 と。

 

 こちらは完全なる老いの部類の人間だが、ドラキュラに化け、若人・中年の方からも(血じゃないけど)エネルギー・エキスを吸わせていただいている。

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 思えば、こんなにありがたいこともないのではないか。

 ありがとうございます。

 

                 ちりとてちん

 

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