カメキチの目
最近のニュース、話題で感じ、思い、考えたこと。
① とても悲惨な放火事件があった。
アニメーションのことはあまり知らないが、わりと
近いところで起きた事件でもあったし、それに
『けいおん!（軽音）』というアニメ漫画で車両全体が
飾られた2両編成の電車に乗ったことがあり、
亡くなられた人も制作に携わっていたかも…と想うと
たまらなくなった。
こんな事件を起こした者の心、精神は絶望的なもの
に違いない。
たとえ心、精神を病んでいても、他の人（世の中）に
恨みを抱きたくなる社会を変えようという光が
感じられる（希望がある）ならば、こういう犯罪も減る
のではないだろうか。
個人の心、精神を社会に還元する気はないけれど、
社会・世の空気を吸わずして人は生きられない。
遠い子々孫々のことを考えず、借金づけに奔走、
自分の「今」の欲得・利益しか目にない世の中。
② 笑い。
ニュース自体は「吉本」であるけれど、いま述べる
のは、全国的な話題となった「事件」のほうでない。
この前、テレビの地域（関西）ニュースをみていて
「笑い」について思い、考えざるをえなかったもの。
その地域ニュース画面には、（目を疑ったが）なんと
吉本新喜劇のお笑い芸人と安倍（晋三）サンが並んで
映り、大笑いしているではないか。
（みた瞬間、好きだった吉本新喜劇が嫌いになった。が、芸人さんは気が向かない
仕事でも食っていかなければならない。「コンチクショウ…」と内心では
思っても、社長などにヘコヘコ従わなければならないか。
あの日、追従笑いしなければならなかった新喜劇の芸人さん。
俳優の石田純一さんが2017年、集団的自衛権を認めようとする安保関連法案で
ご自分の子どもたちが戦争させられることがあってはならないと反対するため
国会前の抗議集会に出たけれど、その時どれほど「勇気」が要ったかと新聞で
述べられていた。
言いたいことも言うために、仕事がなくなるかもしれないと、ちょっとは
覚悟しないといけないような国、社会って何なんだろう？）
笑いと権力がくっついたら世はおしまいだ。
③ 朝のNHKニュースで、共食いの性質があるサバが
そのせいでこれまでは養殖がむずかしかったけれど、
「ゲノム編集」技術で「共食い」しないようにし、
（ということは）養殖が可能となり、（ゲノム編集技術はサバの適用に
とどまらないので）日本の食卓が大きく変化しそうというもの
だった。
「恐ろしい…」 直感的に思った。
（人間にとって好都合なように他の生きものを造り変える。ゲノム編集によって、
人間サマは神になろうとしている。
ゲノム編集がこれからの人類に避けられぬ技術ならば、その技術でトランプの
ような攻撃的な人間を改造すればいいのにとよからぬことを思った）
