カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2019.10.8 「ノ・平」はぜひともトランプ氏に!

         カメキチの目

 

 

「読む・考える・書く」というブログに、

いま世界中で大きなニュースになっているグレタ・

トゥーンベリーさん(16歳の少女)国連気候行動

サミットに出席し、訴えたことを(もちろんブログは、グレタ

さんに共感されて書かれているのですが、同時に彼女の行動を批判、冷笑する

SNS意見も載せておられます)詳しく取りあげられていた。

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「読む・考える・書く」からの【引用】

(略)あなた方は私の夢を、そして子どもでいられる時代を空っぽの約束で

奪い去りました。それでも私はまだ幸運な方です。苦しんでいる人びとがいる

死にゆく人びとがいる。生態系そのものが崩壊していっている。

私たちは大量絶滅の兆しの中にいる。なのにあなた方は未だに、お金や

《永続的な経済成長》といったおとぎ話しかできないと?よくもそんなことを!

科学が30年以上にわたって示してきた結論はきわめて明確です。なのによくもあなた方は、

必要な政治的決着も解決策もまったく見通しが立たないというのに、現実から目を

逸らしながら、《我々は十分できることをやっている》などとここで言えますね!

(略)

10年で [二酸化炭素の] 排出量を半分にしようという考え方がありますが、

それによって世界の気温上昇を摂氏1.5度以内に抑えられる可能性は50%しかなく、

後戻りの効かない人間の制御できる範囲を超えた連鎖反応が始まるリスクも同様です。

(略)

私たちにとって、50%のリスクというのは単純に、受け入れられるものではありません。

その結果と生きていかなくてはいけないのは、私たちなのですから。

気候変動に関する政府間パネルIPCC)が出したもっとも楽観的な確率、

すなわち気温の上昇を摂氏1.5度以内に抑えられる可能性である67%を実現するには、

2018年の1月1日以後、残り420ギガトンの二酸化炭素しか放出できない筈でした。

今日、この数字は、すでにあと350ギガトン未満にまで下がっています。

これまでと同じように対処していれば問題は解決できるとか、何らかの技術が

解決してくれるとか、よくもそんな風にご誤魔化せますね!

今の放出のレベルのままでは、あと8年半も経たないうちに許容できる二酸化炭素

放出量を超えてしまうというのに!

(略)

あなた方は何もしていません。若者たちはあなた方の裏切りに気付き始めています。

未来を担う世代の目は、あなた方に注がれています。もしあなた方が私たちを裏切ることを

選ぶのならば、私はこう言います。

「絶対に許さない」と。

言い逃れは許しません。

今、ここで、私たちの我慢は限界に達しました。世界は目覚め始めており、

あなた方が好むと好まざるとにかかわらず、変化は必ず訪れます。

 

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 16歳は大人になりかけであっても、まだ子どもと

いう感じだ。

(自分が16のときを思いだすと、グレタさんに比べてなんと幼稚なことだろう)

 彼女は今はまだ自立した生活を過ごしていない。

 だからといって、「子ども」である前に「大人」

同じ「人間」だ。

 自分の思い、願いが、社会・国家に関係すること

なので、相手が世界中の国々であっても、「生きる」

「生きぬく」ために行動する。

 そういう彼女の声に世界中の子ども、若者たちが

応え、いま大きなうねりが起きている。

 

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 グレタさんのこととは趣が異なるけれど、その行く

末が世界中から注目されている香港の大規模なデモ。

刑事事件の容疑者を中国本土に引き渡すことを可能にする香港政府

「逃亡犯条例」改正案に反対して)

 18歳の高校生がデモ取り締りの警官に発砲され

死にかけた。続いてこんどは14歳の中学生がデモに

まぎれこんでいた私服警官に撃たれた。

 一党独裁(たとえその一党がどれほど《見かけは》よいと思われる政治を

していても、多様多彩な意見、考えが認められなければならないと思う)

政府に許容できる程度のわずかな自由と民主主義しか

認めない中国本土に呑み込まれようとしている香港。

 あとさきも考えない、分別のない「まだ子ども」と

言ってしまえばそれまでだが、いのちをかけたという

ほかない若い人たち自由と民主主義」への熱情

日本の老人も震えさす

 

 二人の若者が警察官に発砲されるという重大な事件

もあり、デモに参加する若者を中心に取材したTBSの

報道特集』という番組が5日(土)にあった。

 香港のデモは規模が大きいということだけでなく

長く続いているが(それだけ中国政府と追随する香港政府が企んでいる

「逃亡犯条例」が問題点の多いものであることを示している)、その

秘密」みたいなものをこの番組の取材のなかで、

彼ら香港の若者が話していることから強く感じた。

 それはこの運動、デモにはリーダー(指導者)

いないということ。

 スマホなどによって(ということはインターネットを通じて)

誰かがどこそこで集まろう、デモしようと言って

始まるらしい。だから、同時多発的で、まるで

ゲリラ的。

(オイ、習近平さん。「ゲリラ」はあんたたちの大先輩、毛さんたちが中国独立の

ために採った戦法だったのではありませんか。

この大規模なデモ行進のなかでは、参加者の胸を熱くする「国歌」のような歌が

自然発生的に歌われるようになったという。それを作詞・作曲した人は名誉なこと

であっても自分の名前を明かしていない。そういう自分の「名誉」になんか興味が

ないという。ただ、この歌がみんなの気もちを少しでも鼓舞すればよいと)

 

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 ノーベル賞の季節である。

 ちまたのマスコミは、平和賞は「グレタさんか、

香港の運動か?」とバカ騒ぎをしている

 そこで私は、「ちょっと待って!あなたたちは

大事な人を忘れてはいませんか?

Jアラートの不快な警報をもう忘れたのですか?」

(私自身は2年前9月、ナウマンゾウを見に長野県の野尻湖に行き、近くの

黒姫山宿で早朝、それが鳴って起こされた。北朝鮮のミサイル攻撃は

なかった)

と言いたい。だから、

 ここはいっそうのこと、北朝鮮の核問題への努力

の功績アメリカ大統領と北朝鮮の王様《いえ、最高指導者》が会ったこと

自体は、その後の結果にかかわらず、「歴史的」であってことは間違いないのでは

と思うのですが)をかって、トランプさんあげるよう

ノーベル受賞者決定機関に推奨したらいかがもの

だろう。

(本人も欲しくて仕方ないようだし…

それに「平和賞」なる名誉をもらえば、アメリカ国民を分断し、銃を野放し、

地球温暖化などどうでもいい、問題はアメリカ経済、と言いたい《いやツイッター

書きたい》放題の自分勝手はしないだろう…

いくら威張っていても、「ノーベル平和賞」の品を貶めるようなバカはしない

だろう…)

 

 

 

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                         ちりとてちん

 

 

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