カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2023.1.3 明けおめ

明けましておめでとうございます。

 

ことしもよろしくお願いします。

 

 

            


しばらく休んだのは、引っこしという突然の出来事と、それに関したあれやこれの

ためだった。

(こんどのことでは障害者になったときと同様、人生には思わぬことが起きるものだとあらためて

感じています。

新年いちばんはこのことをネタにしました)

 

老いて引っこしすることになろうとは夢にも思わなかった。

生活に気楽な自分でも、住みなれたところを離れることになるので、引っこしを

決めるまでには迷い考えることが、それなりにいろいろあった。

 

いまは、アパート(コーポ)に住んでいる。

(6戸だけの小さな2階建ての1階部分。階段に人があがる音、小さな子どもの跳ねる音がときどき

するくらいで気に入った。

新婚または若夫婦むけの物件らしく、老人は「危ない」と思われているのか、65歳以上の老人

ということで、私たちは案内《には載っていなかったのに》の家賃より高くされた。 プンプン!)

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私たちは結婚してから6回も引っ越しの「ヤドカリ」で、年季の入ったアパート

借家ぐらし。

22年前に分譲マンションを買い、はじめて自分の家をもった。

(今となれば「もっていた」の過去形

若いころから「家をもつ」ことは考えたことなかったが、22年前たまたま新築中のマンションがあり

バリアフリー生活しやすそうな物件だったので母を呼びよせるには最適だと思い購入した。

《同居する前に母は亡くなり、バリアフリーは障害者となった自分に役にたつことになった》

 

ところが、ツレの聴覚に1年ちかく前から耳鳴りのような不快な音が聴こえる

ようになり、だんだん酷くなっていった。

(その騒音は私には聴こえないが、無音のときや聴こえても強いとき弱いときもあり、

私たちは住んでいる建物のほうに原因があり、決して本人の問題ではないと思っている。

知人の建築士さんにも相談し、耳鼻科医に診てもらったがわからない。

 

ネットで調べまくって知った低周波音」のような気がする。個人差が大きいらしく、そうだとすれば

根本的な対策はむずかしいとのこと。

眠れないときもあるほど酷いので、あえて音を出すことにより騒音をうち消す効果をねらった《これも

ネットで知った》「ホワイトノイズマシーン」という器具を使ったり、CDやラジオなどの音量をあげ

さまざまな音楽を聴くようになった《おかげで音楽を楽しめた》)

 

生きておれば何ごとがあり起きるかわからない

私の場合は不慮の事故で障害者になったが、生きのこった。

死ぬほどの大事ではなくとも、こんどのこともそうだ。

 

クリスマスの数日まえに引っこした。

老いてからのアパート暮らしを楽しもうと、いまは思っている。

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休むまえの記事で書いたハラリの言葉、私たちは何を望みたいのか?は、

自分流に解釈すれば、「私たちは何をいちばんだいじにしたいのか?

ということかと思う。

(めでたい新年早々なのにしがない老人のたわ言でゴメンです)

 

                            

 

                            

                            ちりとてちん                       

                            
                            

 

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