2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧
今日は第6講と第7講。 (最終第8講は次。 今日も述べられていることのうち、とても強く刺激されたことだけに触れます) ーーーーーーーー 「第6講 ブルトシップ・ジョブが増殖する構造 (「マネー資本主義」といわれているように現代の資本主義は) 金融…
前記事を書いたすぐ後、最新の「世界の防衛費」をニュースで知ることになった。 ネットで検索すると → 世界の軍事費、昨年7%増で09年以降で最大の伸び 国際情勢を反映 [ストックホルム 22日 ロイター] - スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(S…
第3講は「ブルトシップ・ジョブはなぜ苦しいのか?」 好きなことも我慢し、苦労し、難関突破の職業に就いて高給取りになり、 (物質的には)贅沢な暮らしができるようになった。 けれども仕事は忙しく、神経をすり減らし、疲れ、虚しさを感じ、辞めたい と思…
今日は 第2講「ブルトシップ・ジョブってなんだろう?」 ーーーーーーーーーー 第1講では「ブルトシップの宇宙」ということで、世界中の声を五つに分けて 具体的な分類例が示されたが、第2講ではそもそもBSJとは何?と問われる。 それは「無意味」、「テキ…
今日は 第1講「ブルトシップ・ジョブの宇宙」 ーーーーーーーーーー この本の元は、世界的に注目され広く読まれたデヴィッド・グレーバーの 『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』という。 訳者でもある酒井さんは「すばらしい!」と感激したが…
本は八つの項目に分かれていますが、大事なことが述べられているので 最終の第8講「ブルトシップ・ジョブとベーシックインカム」まで、本に沿って みんな触れたいと思います。 今日は第0講 「クソどうでもいい仕事(ブルトシップ・ジョブ)」の発見 ーーー…
コロナ騒ぎのとき、「ブルシット・ジョブ」や「エッセンシャル・ワーカー (ワーク)」という言葉、言い方を初めて知った。 それらが具体的にはどういう仕事を指すのか、何となくは分かっていたけれど、 こういう言葉で括って分けてみることは考えたこともな…
この前、いろいろな物書きの人のエッセイ集を読んでいたら、 一つだけ心を揺さぶるものがあった。 私はお名前も知らなかった小池昌代さんという詩人で、「かたじけない」という 題名だった。 ーーーーー 「かたじけない」という言葉は、時代劇なんかで侍が言…
「生き死に」を続けて書いたけれど、その流れで今日も似た話です。 (その前記事で書いた「自分が読んだ本には…すべてそういうことが…」のうちのお一人、 これまでも何度か触れた医者でもある作家の)久坂部羊さんの『寿命が尽きる2年前』 という本を読んで…