カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2024-01-01から1年間の記事一覧

2024.6.21 『AI倫理-人工知能は「責任」をとれるのか』③

著者は「AI倫理」とは書いても「AI道徳」とは書かれていません。 (「倫理」と「道徳」の違いをネットで調べたら 倫理が「人間として社会的に守るべき規範」であるのに対し、 道徳は「社会または個人の正義に基づく行為範囲」と認識されていますとありました。 …

2024.6.18 『AI倫理-人工知能は「責任」をとれるのか』②

今日から本題。 (引用は「まえがき」からです) ーーーーーーーーーー 「〈周囲環境の安定が前提 予測不能 事故が起きたときの「責任」の問題〉 (何よりいちばんに)倫理的かつ法的な問題を解決しなくてなならない。 (しかるに現状は)とかく経済効果やビ…

2024.6.14 『AI倫理-人工知能は「責任」をとれるのか』①

これからの世界、未来のことは、もはや「AI」抜きには(「先進文明社会」では) 考えられない。 科学・技術文明はただただ前に進むほかない。後戻りできない。 そういう在り方は、「人類の(非科学的な表現だけど)宿命」みたいなもの。 科学・技術はあらゆ…

2024.6.11 『マネー資本主義』

私はおカネはほどほどにあればいいと思い、実際そうだったので満足している。 (「豪遊」という人生の楽しみもあるらしいが、余分なおカネはないので客観的に「できない」 というのが当たっている。だからその魅力を知らないのだろうが、知りたいとは思わな…

2024.5.31 『痴呆を生きるということ』(後)

今日で終わりです。 (⑯から⑱まで) ーーーーーーーーーー 「⑯〈痴呆を抱えて暮らす困難〉 「わたし」が壊れる →単にこれまでできていたことができなくなったと感じるだけではなく、 「わたし」が壊れていく、と感じられる →(「わたし」が指揮者なのに「奏…

2024.5.28 『痴呆を生きるということ』(中)

(前回は⑫〈徘徊の出現〉まで。 今日はその続き ⑬から) ーーーーーーーーーー ⑬〈時を駆けることができない〉 彼ら(認知症者、痴呆者)は「今・ここ」で暮らしていることを何となく居住まいが悪いと感じ… かつてこころ安らかに過ごし、プライドをもって生…

2024.5.24 『痴呆を生きるということ』(前)

認知症。 私が若いときはいまほどいわれていなかった。 (昔は長生きする人が多くはなかった。 その昔は「痴呆」と呼ばれていた。そっちの方が私には馴染みぶかくピッタリくる。 どう呼ぼうと、頭、脳が「痴呆」状態になったから、結果として「認識」「認知…

2024.5.21 『人類学者…が森に入って考えたこと』⑤

今日で終わりです。 「〈「贈与」ということ〉 ムラブリ…の間では「ある(持っている)人」がない(持っていない)にあげることは普通のこと 見返りを求めない… (たとえば「お米」の話)→ お米が太陽からの贈り物であるという視座、太陽の視座とでも言いま…

2024.5.17 『人類学者…が森に入って考えたこと』④

人間、自分、生きるということ、世の中のことについて、子どもから大人へ 成長するなかで、誰でもそれなりに思い、考える。 そういうときだけ「哲学者」になる。 私もそうだったけど、それは自分の知っている世界の中だけの「井の中の蛙」 だったことを、仕…

2024.5.14 『人類学者…が森に入って考えたこと』③

前回は本の順番に沿って「パースペクティヴィズム」ということについて書いた けれど、ページの離れたところでまた言及されていた。 (とても大切なことがいわれていると感じ付箋でチェックしていたが、すっかり忘れていた。 あらためて何度か読み返し、また…

2024.5.10 『人類学者…が森に入って考えたこと』②

本は次に「パースペクティヴィズム」ということについて述べられる。 ここもとても考えさせられた。 (あるネットで検索するとこの言葉の出どころはニーチェとのこと。 「ニーチェのパースペクティヴィズムとは、見られるものからの視点や視座から、 見 てい…

2024.5.7 『人類学者…が森に入って考えたこと』①

8回にわたって「ブルトシップ・ジョブ」の本を紹介し、思ったことを述べてきた けれど、少しほど前に 『人類学者と言語学者が森に入って考えたこと』 奥野克己 伊藤雄馬 ・著 というのを読んでいた。 奥野さん(人類学)伊東さん(言語学)というお二人が、…

2024.5.3 ブルトシップ・ジョブ⑧

今日は最終の第8講 ブルトシップ・ジョブとベーシック・インカム です。 ーーーーーーーーーー 第8講 ブルトシップ・ジョブとベーシック・インカム 〈エッセンシャル・ワークとジェンダー〉 労働が主要にモノの生産にかかわるものとみなされ、女性はその生産…

2024.4.30 ブルトシップ・ジョブ⑦

今日は第6講と第7講。 (最終第8講は次。 今日も述べられていることのうち、とても強く刺激されたことだけに触れます) ーーーーーーーー 「第6講 ブルトシップ・ジョブが増殖する構造 (「マネー資本主義」といわれているように現代の資本主義は) 金融…

2024.4.26 ブルトシップ・ジョブ⑥

前記事を書いたすぐ後、最新の「世界の防衛費」をニュースで知ることになった。 ネットで検索すると → 世界の軍事費、昨年7%増で09年以降で最大の伸び 国際情勢を反映 [ストックホルム 22日 ロイター] - スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(S…

2024.4.23 ブルトシップ・ジョブ⑤

第3講は「ブルトシップ・ジョブはなぜ苦しいのか?」 好きなことも我慢し、苦労し、難関突破の職業に就いて高給取りになり、 (物質的には)贅沢な暮らしができるようになった。 けれども仕事は忙しく、神経をすり減らし、疲れ、虚しさを感じ、辞めたい と思…

2012.4.19 ブルトシップ・ジョブ④

今日は 第2講「ブルトシップ・ジョブってなんだろう?」 ーーーーーーーーーー 第1講では「ブルトシップの宇宙」ということで、世界中の声を五つに分けて 具体的な分類例が示されたが、第2講ではそもそもBSJとは何?と問われる。 それは「無意味」、「テキ…

2024.4.16 ブルトシップ・ジョブ③

今日は 第1講「ブルトシップ・ジョブの宇宙」 ーーーーーーーーーー この本の元は、世界的に注目され広く読まれたデヴィッド・グレーバーの 『ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論』という。 訳者でもある酒井さんは「すばらしい!」と感激したが…

2024.4.12 ブルトシップ・ジョブ②

本は八つの項目に分かれていますが、大事なことが述べられているので 最終の第8講「ブルトシップ・ジョブとベーシックインカム」まで、本に沿って みんな触れたいと思います。 今日は第0講 「クソどうでもいい仕事(ブルトシップ・ジョブ)」の発見 ーーー…

2024.4.9 ブルシット・ジョブ①

コロナ騒ぎのとき、「ブルシット・ジョブ」や「エッセンシャル・ワーカー (ワーク)」という言葉、言い方を初めて知った。 それらが具体的にはどういう仕事を指すのか、何となくは分かっていたけれど、 こういう言葉で括って分けてみることは考えたこともな…

2024.4.5 「かたじけない」

この前、いろいろな物書きの人のエッセイ集を読んでいたら、 一つだけ心を揺さぶるものがあった。 私はお名前も知らなかった小池昌代さんという詩人で、「かたじけない」という 題名だった。 ーーーーー 「かたじけない」という言葉は、時代劇なんかで侍が言…

2024.4.2 『寿命が尽きる2年前』

「生き死に」を続けて書いたけれど、その流れで今日も似た話です。 (その前記事で書いた「自分が読んだ本には…すべてそういうことが…」のうちのお一人、 これまでも何度か触れた医者でもある作家の)久坂部羊さんの『寿命が尽きる2年前』 という本を読んで…

2024.3.29 わたしの死…(後)

残りの今日は 山折さんの①〈共生と共死〉、高木訷元さんの②〈科学技術文明における死生観〉 柳田邦男さんの③〈「生きなおす力」を探る-悲しみこそ真の人生のはじまり〉 ーーーーーーーーーー ① 〈共生と共死〉 山折哲雄 ・(山折さんは「この世とあの世の連…

2024.3.26 わたしの死…(前)

今日は 河合さんの①〈命の不思議〉、細谷さんの②〈少子化の中の子どもの死を…〉、 養老さんの③〈…スピチュアリティ〉について。 ーーーーーーーーーー ① 〈命の不思議〉 河合隼雄 ・(河合さんは「科学の知と神話の知」ということ項目で、人間同士の)関係の…

2024.3.22 わたしの死あなたの死

たぶん誰でも「死」を思い、考えることがあると思う。 歳とれば死が身近になるし、ヒマも多いから思い考えることはたびたびだ。 (「そんなこと考えても腹がふくれるわけじゃなし…一銭の得にもならない」「悩んでも死ぬときゃ 死ぬ」 それは確かにそうなのだ…

2024.3.19 これからの結婚

②これからの結婚 (私がとても強く感じたことが本の最後にありました。初めにそれを紹介します) 「〈欧米とは異なる結婚不要社会〉 欧米は、幸せに生きるためには親密なパートナーが必要な社会です。… それに対して日本は、…何とか幸せに生きられる社会にな…

2024.3.15 これまでの結婚

先の記事で前置きのようなものを書いたが 『結婚不要社会』 山田昌弘・著 というのを読んだ。 結婚は昔とは違い、ライフスタイルが多様化した現代は 「結婚不要社会」になってきたという。 (「不要」ともいえるが、実際は「困難」?) 結婚は主観的には個人…

2024.3.12 結婚

結婚。 いまは恋愛にしろ見合いにしろ、出会いを求めての積極的な行動「婚活」にしろ、 いいなぁと思う異性と出あい、お互いがいつも一緒にいたいと望めば結婚できる。 しかし、古い時代は家同士の関係、結びつきだったので、当人たちの思いより 家が優先し…

2024.3.8 前記事で書けなかったこと二つ

前の記事に「戦争」、「政治」で思うことを書いた。 今日はそのとき書けなかったこと、すぐ後に知ったことの二つ。 ーーーーーーーーーー ■ 一つ目 書いているときちょうど、お馴染みのインタビュー(「街の人たちの声」)を交えて 「日経平均株価初の4万円…

2024.3.5 二つ思った

一つ目、戦争のこと 一刻も早く戦争が(「停戦」という形でいいから)止むようにと祈るしかない、 のだろうか? (それとも、「地球温暖化」はじわじわとだからいつのことになるか分からないので、 「宇宙人大戦争」勃発による人類破滅を祈ろうか…) 戦争は…

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