カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

2022.2.25 地獄がありますように

ウンわるく事故にあい障害の身になったけれど、「前世の祟り?」と思ったことは 一度もなかった。 (前の世で悪事をはたらいたという覚えもなく、「業」や「輪廻」らしきものも感じない) 私は仏教者だと思っているけれど、「業」とか「輪廻」は信じていない…

2022.2.22 風景をみなおす

旅は、非日常的な世界に身をひたすことで何かを感じさせてくれる。 (「絶景」もその中の一つ) 温泉に身体をひたし、湯を手ですくいながら思う。 地中ふかくしみ込んだ大昔の雨が火山や(火山がなくても)マグマに温められ、 地層に含まれているさまざまな…

2022.2.18 「風景」とは

目をつぶっているとき以外、絶えず「風景」(「景色」、「景観」、「光景」)は 目に映っているはずだ。 「風景を見る」というのは「息する」みたい。あえて意識してみなければ見えない。 「風景」は、普段、日常のなかではほとんど「背景」(「後景」)にな…

2022.2.15 「ホームステイ」

「ホームステイ」。 外国留学や、体験学習などの目的でふつうの家や民宿に短期間泊ることを 私はイメージする。 で、「自宅に閉じこもりましょう」といわないで「ホームステイしましょう」と コロナ禍でうるさいほど叫ばれたのには、ちょっと違和感を感じた…

2022.2.11 「偶然」と「神」 (後)

続き。 これで終わりです。 【引用】 ⑤「その目に見えない贈り手に(ヤーヴェと呼ぼうと、アラーと呼ぼうと、阿弥陀如来と呼ぼうと)、 底なしの善意を感じて生きる。 あちらからの一方的な善意(アガペー)を露疑わずに生きる。 そのとき、「安らぎ」がある…

2022.2.8 「偶然」と「神」 (中)

本には考えるところが多くあったのですが、絞りました。 絞っても八つあり、きょうは四つです。 【引用】 ①「現代社会は科学技術の発達と個人主義の蔓延により、 「人間は一人でも生きてゆける」という思想を流行らせている。 この大災害は、それが本当では…

2022.2.4 「偶然」と「神」 (前)

10年前、仙台の自宅にいて東日本大震災に遭った岩田靖夫さんという哲学の先生の 本を読みふかく考えさせられた。 岩田さんは10年前でも老人。 6年前に83歳で亡くなられている。 多くのことを勉強され、教えてこられたけれど、それらの業績をふくむ人生が 一…

2022.2.1 『ハーモニー』

『アイの物語』にとても刺激されたので、また人類社会の未来を考えさせるものを 探して読んだ。 ヒト型ロボットもクローン人間も登場しなかったけれど、ほんとうにスゴかった。 「スゴい」とは意味のうすい便利な言葉だけど、語彙のすくない私には他の表現が…

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