2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧
カメキチの目 (前回の「耳掃除」に、いろいろ教えてくださりありがたかったです。ちょっと迷ったのですが、記事にしてよかったです。ほんとうにありがとうございました) 耳から一転、きょうはもうすぐ行われる国政選挙のことです。 はっきり言えば、自民党…
カメキチの目 耳掃除。耳クソをとった。 (私が読者になっている方で、たいへんなことで悩んでおられるというのに、こんな気楽な記事かいてゴメンなさい) グーグル画像さんからお借りしました。 つい先日、ちょっと恥ずかしい話だけど、耳鼻咽喉科に耳掃除…
カメキチの目 きょうは禅語を書きます。 遊 戯 三 昧 ‐ゆ げ ざ ん ま い‐ 答えの出ないような問いと、答えになっていないような答えを、よく「禅問答」といいますが、禅のなかの禅ともいうべき中国宋代の古典『無門関』のなかに「遊戯三昧」があります。 「…
カメキチの目 【続き】 [暮らしと人びと③] 昭和30年代。初夏のころ。 稲の苗が伸び、田んぼいちめんが緑に覆いつくされたころ、突如、空からバリバリ耳をつんざく轟音が聞え、ビックリ! 音の主は? まさか戦闘機であろうはずがない。 では何か? ほとんど見…
カメキチの目 先月の末、また旅に出た。 大きいのは(国内です)1年に2回だけ。2回のあい間に適当に小さいのをする。 退職しても、隠居の身分でも、人に頼られあてにされている方は忙しくたいへんだろうけれど、私はそういうこともなく、そのうえ平衡障害、…
カメキチの目 【続き】 [暮らしと人びと②] 父は自営で山仕事をしていた。 ところが日本社会は高度経済成長が始まる。 安い材木が大量に輸入され、父だけでなく、日本の林業は立ちいかなくなった。 都会には多くの労働者に働いてもらうために住むところ、家を…
カメキチの目 【続き】 [暮らしと人びと②] ・水 いくらでも裏山から引けた。 ビニールパイプなど便利な材料はまだなく、竹が使われていた。また、どこの家にもそれほど深くない井戸もあった。 水洗蛇口などというハイカラなものはなかったので、いったん桶に…
カメキチの目 【続き】 [暮らしと人びと①] 伯父宅は長男だから、あばら家でもいちおう本家というのだろう(すぐそばの次男である父の家、つまりわが家はもっとひどいあばら家だった)。 裏山の急な崖に張りついた粗末な家で部屋数は少なくても、父の姉弟妹(…