カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

その他もろもろ

2024.11.19 人生に必要なのは勇気と想像力、そして少しのお金

遠い昔の本や映画の内容、あらすじなど余程の印象がないと忘れている。 数少ない覚えていることにチャップリンの映画のセリフ(字幕)がある。 若いころ観た『ライムライト』の中の言葉、 「人生に必要なのは、勇気と想像力、そして少しのお金」 (人生に絶…

2024.9.17 富裕層向け高級ホテル

先日、地域のテレビニュースで大阪駅に隣接した大規模なエリアの再開発のことが 伝えられていた。 (車《人々》が行き交う道路のそばに、「駅」という言葉をつけた「道の駅」という、市場というか たくさんの店が集まった場所が全国各地にあり、多くの人が気…

2024.3.8 前記事で書けなかったこと二つ

前の記事に「戦争」、「政治」で思うことを書いた。 今日はそのとき書けなかったこと、すぐ後に知ったことの二つ。 ーーーーーーーーーー ■ 一つ目 書いているときちょうど、お馴染みのインタビュー(「街の人たちの声」)を交えて 「日経平均株価初の4万円…

2024.3.5 二つ思った

一つ目、戦争のこと 一刻も早く戦争が(「停戦」という形でいいから)止むようにと祈るしかない、 のだろうか? (それとも、「地球温暖化」はじわじわとだからいつのことになるか分からないので、 「宇宙人大戦争」勃発による人類破滅を祈ろうか…) 戦争は…

2023.12.26 引っ越して1年、あれから9か月

もう少しで2023年も終わる。 きょ年は、クリスマス前に急な引っ越しをした。 今年は、春にツレが突然、脳梗塞を発症した。 思えば、私たちの人生にとって、私が障害を負った2006年とともに 大きな区切りとなった。 (それらのことは今年の1.3、4.22・25・28…

2023.9.29 壊れた脳と生きる

ツレが脳梗塞を発症してから、もう半年が過ぎ去ろうとしている。 (ウソと言いたいほど時間の速さ、それ以上に「日にちぐすり」を強く感じている。 症状の改善が時間の経過とともに進むことは、脳梗塞のマニュアル本にも書いてあった。 忘れることが多いとか…

2023.7.31 「不真面」のすすめ

ともかく、これをお読みください。 (愛読のよんばばさんの記事です) hikikomoriobaba.hatenadiary.com とても考えさせられた。 (私は、政治は一人でも多くの人が暮らしやすい世の中、社会にするためにたいせつなことだと考え 若いころは積極的に、以降も…

2023.7.7 「あれあれ以降」

7月。夏になった。 あのときは(ことしは早く)ソメイヨシノは散り、遅咲のシダレやハナミズキが 満開だったことが印象ぶかかった。 3か月すぎた。まだ3か月か… でも、もう3か月。 ーーーーー 障害者。 自分のような、杖つく姿からハッキリとわかるものでは…

2023.5.19 あれ以降のこと

あっという間にひと月が経ち、もうじき二か月だ。 これだけの期間でもたしかに良くなった。 が、私はまだまだ良くなると、ひそかに思っている。 (別に「ひそかに」でなくてもよいのだが、本人は病気のことを気にしており、私が「気にしない」 「元気を出し…

2023.4.28 こんなことがあった③(お終い)

医者にかかり、即、入院した。 (「入院した」というより、私には「入院してくれた」という言いかたの方がピンとくる。 ついに、こっちに折れてくれたという感じだった。 《唐突だけど》偶然とは恐ろしいものだと思う。 ①ずっと前に私は脳外傷、こんどはツレ…

2023.4.25 こんなことがあった ②

妻籠宿への旅を無事おえて、「ほんとうによかったね」と言い合った。 (「合った」は半分ホント、半分はウソ。そう口にしたのは私だけでツレはうなずいただけ) 今年の桜はとても早く、三月の終わりなのに、しかも木曽は山ぶかい土地なのに 見事に開いていた…

2023.4.22 こんなことがあった ①

3月の終わりにツレが脳梗塞(医者に言わせれば軽いとのこと)を起こした。 脳卒中はよく聞く。 別に(私の障害のようには)珍しくはないのだろうが、大慌てに慌てた。 (自分が健康であることが当り前、普通、平常で、そうでないときのことを余り想ってみる…

2023.2.10 本心は(努力)したくない

(前に「ボケてきても安心な社会」の記事を書きました。 きょうはそのダメ押しで、二つの話です) ① 数日前、地域のテレビニュースにあったこと。 「県民割の第2弾も大好評のうちに、予算枠に達したので終了しました。 受けつけ後、30分で終わったところも…

2023.1.24 軍事費大増大→戦争の危険 「杞憂」だろうか?

「クリスマス停戦」の記事に養老孟司さんの言葉を載せました。 「ヒトには悪い癖がある。 それは可能なことならやろうとする、という習性である。…動機はさまざま… 行為には、行われてしまえばそれまで、という面がある。 ヒト社会は、どれだけ長期にわたっ…

2023.1.17 「クリスマス」と「停戦」

先日、ニュースでプーチンが「クリスマス停戦」を提案していると聞き、 心でも、実際でも舌うちした。 プーと同じく、(しかたないのに)「クリスマス停戦」という言葉そのものにも 腹がたった。 「クリスマス停戦」が気になりネットで調べ、考えてみた。 (…

2023.1.3 明けおめ

明けましておめでとうございます。 ことしもよろしくお願いします。 しばらく休んだのは、引っこしという突然の出来事と、それに関したあれやこれの ためだった。 (こんどのことでは、障害者になったときと同様、人生には思わぬことが起きるものだとあらた…

2022.11.25 しばらく休みます

題名に書いたとおりしばらくブログを休みます。 (体調を崩したわけではないです。ちょっと突然の用事が起こり、それへの対処のため。 いろいろ考え思うこともあり、不器用な自分には「ブログやりながら…」はむずかしいのです。 また「お会いする」日を楽し…

2022.10.25 想像する

よんばばさんの『あとは野となれ山となれ』という愛読ブログがあり、 10月14日の記事に強く刺激された。 その一部にこうあった。 「以前「アファンタジア」という脳内でイメージを視覚化することが できない症状を持つ人のことを書いたが、きっとこの世には…

2022.10.4 「偶然」「偶有性」

「偶然」ということによく触れるけれど、 頭のなかにと棲みついている感じがある。 で、「偶然」についてちょっと真面目に考えてみた。 ーーーーーーーーーー 極言すれば、ある意味、生きていること、世界、すべてが「偶然」という気がする 人間で生まれたこ…

2022.9.16 「信じる」 「疑う」

前回の記事ともに、『貝と羊の中国人』を読みおえてもう一つ強く感じたことに 「信じる」「疑う」がある。 政治を信じるというのと、何かの誘い(たとえば「統一教会」、「オレオレ」)にのる というのは同列には扱えないけれど、「信じる」点では同じことで…

2022.9.6 「贈与」という考え方

(「贈与」。たいそうな表現ですが、要するに「贈りもの」「プレゼント」「寄付」などいろいろ 《「物」の形はとらなくても「ボランティア」なども》 お金を仲だちにした「売買」、物と物との「交換」とは違い、一方的にタダであげる、もらうこと。 祝いの誕…

2022.8.19 4日前は8月15日

戦争を思うと、かならず「狂気」を連想する。 (「狂気」とは、何かを妄信したときの気迫のようなものだろうか) 狂わずして、殺戮できる者がいようか。 狂わずして、大声あげて藁人形を、竹やりで突き刺さす女や子どもがいようか。 人を殺す行為を「これは…

2022.8.9 またブログのこと

きょう9日は、77年前、戦争でアメリカに長崎に原爆が投下された日。 広島も長崎も、そのときはアメリカしか原爆をもっていなかったら使えなかったけれど、いまは違う。 ずっと昔、そのときどきの原爆使用の可能性、平和の危機度(人類の「持続可能性」の特大…

2022.7.12 お化け、怪獣、ゾンビより恐ろしい

参議院選挙が終わった。 直前には安倍元総理が撃たれ死ぬという衝撃もあってか(なかってか)、 マスコミが「自民圧勝」(私のパソコンの「ワード」では「じみん」と入力しただけで 「自民圧勝」に変換された)と報じる結果となった。 選挙権をえて50年に…

2022.7.8 ちゃんと老人になれて

ウチに鏡は洗面所と風呂場にしかない。 顔や手を洗うときチラリ、浴室では髭もそるので注視する。 目がわるいので鏡にうつった姿はぼやけているけれど、自分だとわかる。 が、ときには一瞬、お化けが…と勘ちがいすることも。 (長年つき合ってきたわがフェー…

2022.5.24 「想像を絶する未来」を想像する

愛読ブログの爽風上々さんの記事(5.8)を読み、深いため息をついた。 sohujojo.hatenablog.com このブログを読んで、しばらくたってから思った。 「スパン」という言葉があるけれど、現在のイヤなことなどを耐え忍ぶための 「工夫」「手段」としてでもいい…

2022.3.18 ウクライナ攻撃に思ったこと三つ

① コロナが、人間をあざ笑っている。 (コロナ禍のつぎの災いはこれだった。人間が人間を殺す。コロナどころの残虐ではない。 人間とは現在のプーチン、ロシア政府だけではない。 人間は「高等生物」だというけれども、あらためてコロナと同じ生物の一種にす…

2022.3.11 日記とブログ

きょうは東日本大震災から11年目。 11年目の3月11日だ。 あの大災害を受けざるを得なかった人々は、いまのウクライナの惨劇を どのように感じ、受けとめておられるだろうか。 大地震、大津波という自然現象ではなく、戦争という「想定外」の人工現象。 (「1…

2022.1.11 おかしい、ヘン、まちがっている! 

暮れのある日、地域(関西圏)テレビニュースが伝えていた。 不動産業界によれば、ことしの新規マンションの売りあげが大好調だったという。 好調なのはいいけれど、なんと平均価格が6000万円台と聞いておどろいた。 だれが買うのだろう? 「6000万円」。自…

2022.1.4 霊・魂・スピリチュアル

初詣がくると「霊」(ひろく霊的なもの)を思う。 (グーグル画像より)霊の存在を信じるか?と問われれば、若いころはイイエと答えたと思うが、 いまは(迷いながらも)ハイに変わった。 でもホントのところ、こんなの「愚問」のような気がしている。 宗教…

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