2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧
カメキチの目 ずっと前に『人はなぜ物語を求めるのか』 千野帽子 という本を読み、「物語」 (ストーリー)という言葉がしこりのように気になっていた。 これ限りの、1回かぎりの自分の人生。 私の「人生物語」という晴れ舞台の主役は、 この自分いがいはあ…
カメキチの目 「アンタなんで ブログをやっているの?」 と聞かれたら、私はなんと答えよう。 ウ~ン…迷う。 迷いながらも続けている。 迷いながらも続けているのは、次にあげる三つの 理由からのような気がする。 一つ 迷いを打ち消すほどたっぷりとした時…
カメキチの目 『私の生きた証はどこにあるのか(大人のための人生論)』から もう一つ、どうしても書いておきたいところがあります。 とても胸に響いてくる言葉、文章でした。 【引用】 論理の上では、人生とは意味のない偶然の出来事であると言えるかもしれ…
カメキチの目 (国民の強い反対の声が上がり、今国会での「強行採決」はなくなりましたが、 きのう書いた記事を発信します) 「検察庁法改正案」とかけてヘタな「手品」と解く。 その心は、「よそに気をひきつけている間に…」。 (ちょっと苦しい、ヘタなな…
カメキチの目 『私の生きた証はどこにあるのか(大人のための人生論)』 という本を読んだ。 (老いた「迷える羊」《可愛さは全然ない》の私は、いっぺんにこの本の題名に 惹かれたのでありました) 著者はH.S.クシュナー というユダヤ教のラビ(牧師のよう…
カメキチの目 身体のためもあるけれど、天気がよいと 散歩したくなる。 散歩の目的は写真撮影も。そっちが主で、身体は従かもしれない。 そこらの畑や民家の庭先、道ばたや空地などの 植物に季節の移ろいを感じ、写す。 「いま・ここ」で写真撮影している自…
カメキチの目 『仏像と日本人-宗教と美の近現代』 碧海寿広 という新書本を読んだ(仏像の解説書ではありません)。 硬そうな題名ですが、内容はまったくそんなことなかったです。 仏像は、われわれ日本人には飛鳥・奈良時代からの 長い歴史をとおして親し…
カメキチの目 『ゆるく考える』から、きょうは、 ①「ソクラテスとポピュリズム」 ②「困難と面倒」。 著者、東浩紀という人は40代後半です。 この本の中のいろいろな話題を読むと、私の世代にはあまりなじみのない 「オタク」や「サブカル」といった文化の言…
カメキチの目 『ゆるく考える』 東 浩紀 という本を、題名に惹かれて読んだ 著者は文芸雑誌に批評を頼まれて書いたり、好きで小説を書いたり、ご自分で (たぶん、「言論」をだいじにしようという思いで)「ゲンロン」という会社を つくってさまざまなおもし…