カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2017-05-01から1ヶ月間の記事一覧

2017.5.25 無一物中無尽蔵…

カメキチの目 サラリと心を変え、きょうは禅語。 無一物中無尽蔵 花有り月有り桜台有り (むいちぶつちゅうむじんぞう はなありつきありろうだいあり) 蘇東坡という中国の北宋時代の詩人の詩の一節だから、正確には禅の言葉とはいえないかもしれないです。 …

2017.5.21 『世界【最終】戦争論』

カメキチの目 しょうじき、こんなに世の中、社会がぶっそうになったと感じたことはない。私だけの感想、思いこみではない。 正確には、政治的にです。 確かに昔はなかった新手の犯罪、オレオレ詐欺類やサイバー攻撃は増えましたが、これでぶっそうになったと…

2017.5.18 エピクロスの言葉

カメキチの目 先日のこと。 「はてなサン」から知らせがあった。それはきょ年やおとどしのあなたの記事をふり返ってみませんか、というもので、1年以上やっている方には「ああ、アレ!」とおわかりいただける。(アレです) 一瞬、面倒くさいなと思ったがめげ…

2017.5.14 認知症

カメキチの目 録っておいたNHKの認知症キャンペーン番組をみた。 2025年。あと10年も経たないうちに日本は、今のままいけば1900万人が認知症になるとのこと。 なんと国民の9人に1人の割合。 年寄りの9人に1人ではありません。 ーーーーーーーーーーーーーー…

2017.5.11 「偶有性」④

カメキチの目 先に「他でもあり得た」といったけれど、 それは自分が自分であった必然性はないということだと茂木さんは述べていた。 彼(彼女)とめぐり会っていなく、他の彼(彼女)といっしょになっていたかもしれない。あの学校に行っていなくこっちの学…

2017.5.7 「偶有性」③ 

カメキチの目 著者はなんども、私の人生は今(この時間)・ここ(この場所)にあり、これ以外のあり様は「現実」にはないのだが、他でもあり得たのである、ということを強調される。 ここで「あり得た他」というのは、「仮想」だ。つまり「想像」。 「あり得…

2017.5.4 「偶有性」② 

カメキチの目 この本は学術書ではない。 著者の茂木健一郎さんは脳科学者だけど、「右脳が…左脳が…」とか「大脳皮質頭頂部が…」という解剖学的な、読者の頭がガチガチになってくるような専門的な語彙はあまり使わず、やさしい言葉で語りかけてくる。 話の内…

<