カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2023-11-01から1ヶ月間の記事一覧

11.28 群盲象を撫でる

『ものの見方が変わる 座右の寓話』 戸田智弘 ・著 (グーグル画像より) 『イソップ童話』のような多くの人が知っている有名な寓話、小話類の 一般的な解釈に、著者独自の視点が加わったもの。 もとから「寓話」といわれるものは人生の教訓めいたものだけど…

2023.11.24 フェイクと秋

『フェイクバスターズ ‐ ”ウィズフェイク時代をどう生きるか”』 というドキュメンタリー番組を見た。 「ウィズコロナ」という言葉がコロナ全盛期には流行ったけれど、 「フェイク」のほうは一時の流行ではすまない。 フェイクとはウソ、偽物、模造品で、そん…

2023.11.21 『中高年ブラック派遣』

「派遣労働」のカラクリ、闇がとてもわかりやすく描かれた社会派ドラマ 『ガラパゴス』がことしの2月、NHKで放送され、反響が大きかったのか、 この秋、再編集されてまた放送された。 「派遣労働」の本質は「ピンハネ労働」。 それがわかっていても、いまの…

2023.11.17 『老い衰えゆくこと』(後)

今日は残り、③から⑤です。 ③ 記憶のテスト〈従属化〉の儀礼 ④ 「母性」という名の秩序化の装置 ⑤ 親密性の擬制化 ーーーーーーーーーー ③ 記憶のテスト〈従属化〉の儀礼 「〈記憶のテスト-〈従属化〉の儀礼〉 通常の私たちのコミュニケーション上では「簡単…

2023.11.14 『老い衰えゆくことの発見』

途中まで進み、「あああ…この本、読んだことあるような…」という気がした。 しかし、初めてのような新鮮な気もちで終わりまで読んだ。 (確かめると、やっぱり2年前の6月に2回にわたり記事まで書いていた。 ほとんど忘れていた。記憶力の衰えをすごく感じる…

2023.11.10 教誨師

「死刑」制度は知ったときからずっと気になっている。 「死刑」制度。 (国家《公的な権力》が個人《被害者は死亡してもういないから、家族など親近者》に代わって 加害者を制裁《殺》し、恨みを晴らそうというもの。 「恨みを晴らす」のは時代劇では私的制…

2023.11.7 ヒトの未来

今日は③、「ヒトの未来」ということです。 ーーーーーーーーーー 「〈ヒトの未来〉 従来のコミュニケーションは、人と直接会って話をするというアナログ的なもので、… (お互いの)見た目や声の調子、雰囲気が重要な情報源でした。 (ところが、電子媒体 デ…

2023.11.3 多様性のために死ぬということ

今日は②、「多様性のために死ぬということ」 〈多様性のために死ぬということ〉 子供のほうが親よりも多様性に満ちており、生物界においてはより価値がある、 つまり生き残る可能性が高い「優秀な」存在… 親は死んで子供が生き残ったほうが、種を維持する戦…

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