2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧
『新しい論語』(小倉紀蔵・著)という新書本を読み、記事の題名にあげたことを 強く感じた。 (グーグル画像より) 本は著者が「新しい論語」を著したということではなく、孔子と論語の読み方を 新しい観点からの解釈を述べられたもので、それがとても大胆…
死を思うとき、いちばん残念なのはだいじな人と永遠に別れなければならないこと だが、死は逃れようのないことだとあきらめ覚悟したとき、 ①できれば(たとえ死は瞬時のことでも)痛くないように ②(死後の世界は信じていないが)もしあれば、「地獄」に堕ち…
「救いがある」とか「…ない」と言う。 (いまは「災害救助」の話は含めません) テレビドラマなどで、ある話が不幸な結末で終わっても、 結末に一条の光が感じられるとき、希望を少しでも感じるとき、 「救いがある」と思う。 たまに絶望的な結末があり、「…
「いちばん大切なものがわからなくなると、…」と前の記事に書いた。 大切なものは誰にだっていろいろ、いっぱいある。 あふれんばかりだ。 その「いろいろ、いっぱい」を根元で支えているものは「いのち」。 すべては「いのちあってのこそ」。 「いのち」を…
『小熊英二時評集 私たちはどこへ行こうとしているのか』 という本のなかでのひと言が強く胸に響いた。 (グーグル画像より) 「いちばん大切なものがわからなくなると、 人間は不安定になる」 本は2016年の出版で、とくに東北大震災以後の日本社会の時々の…
『〈こころ〉はどこから来て、どこへ行くのか』という本を読んだ。 (グーグル画像より) 大学の先生5人が、「こころ(心)」についてそれぞれの専門、立場から講義 されたもの。 心がテーマなので宗教(哲学)、心理、神経・脳など内面の話が多かったが、 …
『あずかりやさん』 大山淳子 という小説を読んだ。 (グーグル画像より) 小説はすばらしいとは思っても、自分の感性にとっての当たりハズレがあるので よほど「読みたい」という気が起きないと読まない。 これはツレが珍しくすすめてくれたので読んだ。 読…
こんなに監視カメラが設置されるようになったのいつごろからだろう? 街では「監視カメラ設置」に普通に出あうようになった。 「普通」は人を慣れに導く。 (「慣れ」は生きやすくなることで仕方のないことかもしれないが) 監視カメラは気分のいいものでは…
写すときは杖を突いたままというわけにはいかず、杖の紐を手首にかける。 すると身体がフラフラしているのでよくブレる。 ブレると狙いどおりにはいっていない。 長く写真をやっているけれど、「トリミング」という編集作業は面倒くさいと 思い、パソコンで…