2021-01-01から1ヶ月間の記事一覧
『日本が売られる』の途中ですが、数日前の朝日新聞、鷲田清一さんの 「折々のことば」にとても胸に響くのがあり、きょうはそれを書きます。 【引用】 「 ここのうどんがいかに旨(うま)いか、という話をするときでも、 まるで出来の悪い家族のひとりについ…
今回からは「第2章 日本人の未来が売られる」です。 第1章が日本の自然という資産であったのに、日本人の生活そのものです。 1 労働者、2 仕事、3 ブラック企業対策、4 ギャンブル、5 学校、6 医療 7 老後、8 個人情報とあり、きょうは1~4。 (5学校からは…
3回目のきょうは、海、築地です。 (「築地」というのはあの筑地卸売市場のこと。本では「公設市場」の代名詞としてつかわれている) 【引用】 「9 海が売られる 〈漁業を成長産業にせよ〉 水産庁は養殖業への企業参入を加速させ、水産業を「成長産業」とす…
きょうはタネ、ミツバチ、食の選択肢です。 みんな「食べる」「体をつくる」に関係していて、いちばんと言っていい (水もそうでしたが)ほどたいせつなこと。 初めに【引用】 「3 タネが売られる 「二度と日本の民を飢え死にさせてはならない」 2017年4月14…
1回目は水です。初めに長いですが、引用します。 【引用】 「第1章 日本人の資産が売られる 1 水が売られる 国土交通省が発表している水道水が飲める地域は、 (日本以外のアジアでは)アラブ首長国連邦 (他の地域では)ドイツ、オーストリア、アイルランド…
堤未果・著『沈みゆく大国アメリカ』に、日本の「国民皆保険」制度がどんなに すばらしいものか、アメリカを例に書かれていたことをきょ年11月に書きました。 同じ著者の、ずっと前から読みたかった本が、先に借りた人が多くて1年もたって やっと順番がめぐ…
『しょぼくれ老人という幸福』 ひろさちや・著 という本を読んだ。 (グーグル画像より) このところ3冊つづけて、内容も書かれ方も異なるけれど、生と死、生き方を 考えさせる本を読んだ。 ガンバリやでなくても、「しょぼくれ老人」であっても大丈夫! 幸せ…
暮れに「丸い時間」という記事を書いた。 ・時間は宇宙の誕生とともに生まれ、始まった。 ということは、自分にとっては自分が生まれたとき始まったわけで、死んだら 終わる。宇宙も地球も、早いか遅いかだけで、時間の本質は同じなのか) ・いちばん底の深…
明けましておめでとうございます。 ことしもよろしくお願いします。 ちょっとした人生の危機にあった自分が救われたのは禅語のお陰で、禅語の紹介・ 発信がそもそものブログを始める動機だったのに、最近は読書感想ばかりでした。 (しかしよく考えれば、禅…