カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

2023.9.29 壊れた脳と生きる

ツレが脳梗塞を発症してから、もう半年が過ぎ去ろうとしている。 (ウソと言いたいほど時間の速さ、それ以上に「日にちぐすり」を強く感じている。 症状の改善が時間の経過とともに進むことは、脳梗塞のマニュアル本にも書いてあった。 忘れることが多いとか…

2023.9.26 フランクルの「人生の責任」

③ フランクルの「人生の責任」 人は望んで生まれるのではないから、つまり能動的に生まれるわけではないから 「人生」と「責任」は関係ないと思われる。 しかし、「生まれる」「誕生」だけを見れば受け身、受動的であり、 「偶然」に支配されているようであ…

2023.9.22 「ハイデッガーの蜜蜂」

今日は、②「ハイデッガーの蜜蜂」。 (「ハイデッガーの蜜蜂」とは、ドイツの哲学者ハイデッガーが蜜蜂を用いたある実験について 言及したことを、著者の國分さんが「ハイデッガーの蜜蜂」と命名して述べたものです) (グーグル画像より) 「21世紀の人間は…

2023.9.19 「外在化」-「免責」から「引責」へ

今日は①、 「外在化」-「免責」から「引責」へ ということです。 (著者たちは大学の先生で、抽象的な言葉が多い。 で、私は頭が痛くなりますが、いわれていることはよくわかります) ーーーーーーーーーー ①「外在化」-「免責」から「引責」へ 「「外在化…

2023.9.15 〈責任〉と「中動態」

いろいろな想念がわき、思ったり考えることがある。 「いろいろな想念」のうちには、死ぬまでには知りたい、わかりたいなぁと 思うことがある。 (残った時間は少ないので、「知る・わかる」といっても自分なりに納得できればいい) しかし問題は、「知りた…

2023.9.12 『一流家電メーカー「特殊対応」社員の告白』

パソコンがトラブルに遭えば、まずはメーカーのサポートサービスに電話をかけ 指示に従う。 (私はそうしたし、たぶん誰もそうすると思っている) 軽いものだったらそれで解決し、重かったら修理に出すことになる。 ーーーーー この本を読み、 「事実は小説…

2023.9.8 「律」に学ぶ

録画しておいた番組『世界ふれあい街歩き』を見た。 歩くところは仏教国ブータンの首都ティンプー、同じく仏教国タイのチェンマイ。 ーーーーー ■ティンプーは、ブータンの首都とはいえ日本の地方の小さな町という感じ。 さまざまなマニ車(経典や真言が収め…

2023.9.5 「障害」とは? 「能力」とは?

「障害」とは何らかの「能力」に支障をきたすことだともいえる。 しかし、そもそも「能力」とは何だろうか? それが支障をきたした「障害」とは? (この本を読んでいて、そんな疑問が湧きあがった。 私は平衡障害を負うまでは、ふつうに《人なみに》走れた…

2023.9.1 コミュニケーション

私は長い間、社会福祉の仕事をしてきたけれど「障害者福祉」ではなかった。 「障害福祉」とりわけ「重度障害」は、同じ福祉でも「福祉」という言葉では 一括りできないのじゃないのじゃないかとずっと気になっていた。 重度の障害のなかには「コミュニケーシ…

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