カメキチの目

2006年7月10日が運命の分かれ道、障害者に、同時に胃ガンで胃全摘出、なおかつしぶとく生きています

2017-07-01から1ヶ月間の記事一覧

2017.7.31 『動物のいのちを考える』1

カメキチの目 『動物のいのちを考える』(朔北社)という本にであった。 この前から「つれづれ…」という自分の昔話を書いていますが、きょうはこっちを書きます。ゴメンなさい。 本は、 ①伴侶動物(ペット) ②産業動物(牛や豚など) ③動物園動物 ④実験動物…

202017・7.27 つれづれの記③

カメキチの目 歳をかさね、昔を思いだし、過去をなつかしむのは、「年より」とよばれるまで生きてきたからこそできる。 そのこと自体を天に感謝せねばならない。思うたび、自分より若くして逝った人たちを想わないではおられない。 中学卒業まで、すぐそこま…

2017.7.24  つれづれの記②

カメキチの目 私の故郷は朝ドラ『ひよっこ』と、どっこいどっこい。「奥」こそつかない地名だが、より山ぶかく、いなか度では勝っている。 主人公たちと時代環境もよく似ているから、テレビをみていて「あーあ…」と首を縦にふる場面も多い。 みね子の祖父は…

2017.7.20 つれづれの記①

カメキチの目 『人びとの自然再生』という本を読み、「聞きとり」「聞き書き」というもののたいせつさを感じた。 「聞きとり」「聞き書き」 六車由美さんの『介護民族学』で、(旅にでたとき、車窓から、まるで電柱をみるようにいたるところで鉄塔を見かけま…

2017.7.17 『人びとの自然再生』

カメキチの目 先日、『人びとの自然再生』という2月に出たばかりの岩波新書を読んだ。 この本は、北海道大学の宮内泰介さんという方が自然の再生や保護の問題を、そもそも「自然」とは人間にとって何なのかという原点にまで立ちかえって考えたものだ。 住民…

2017.7.13「随所に主と作れば…」 

カメキチの目 禅語 隋処に主と作(な)れば 立処皆真なり (ずいしょにしゅとなれば りっしょみなしんなり) 「隋処に主となる」とは、どこでも主体的ということ。 「主体的」とは、「自分が…自分が…」と目だとうすることではありません。 主体的に生きれば…

2017.7.10 杞憂 

カメキチの目 ひと月ちかく前、共謀罪が成立していろいろ思った。 ほんとうに、「テロ等」を準備した(する)者だけを、彼らがコトを犯す前に予め防ごうとするものだろうか? 誰でもテロはイヤなので、そのことだけを政府は強調し、 「テロリストを探すのに…

2017.7.6 『人間臨終考』②

カメキチの目 二つ目 は、本に登場するお二人、親鸞とチェ・ゲバラ。日本の最大教団、浄土真宗の宗祖と、革命家ゲバラは、直接には何の関係もない。 二人とも本にそれぞれ登場しているだけで、ただ私が記事にしたくなっただけのこと。 親鸞 有名な『嘆異抄』…

2017.7.1 『人間臨終考』①

カメキチの目 森達也さんという人のお名前だけは聞き、聞いたきっかけの印象がよかったので、いつかこの人の作品(映画とか本)に接したかった。 最近、その方の『人間臨終考』という、人の死にざまを書いた本を読んだ。おもしろくて笑った。 この本は、石川…

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